約 1,917,276 件
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/524.html
魔理沙10 うpろだ396 「若!棚入れ終わりましたっ!」 「おう、ごくろうさん・・・じゃあ今日は店じまい、御疲れさん」 俺は、若大将でござる、若旦那でござる 恋色魔法使いに惚れてるんだが・・・なかなか告白とは行かない なんせ相手は魔法使い、普通の男が普通に告白してなびく奴じゃ無いはずだ 「はて、さて、どうしたもんか」 店のもんは全員帰ったし、俺も実家の方に帰ろうか そう思った時、酷い雨が降り出した 雷と、風と、大粒の、雨 「こりゃ・・・酷いな」 龍神さんの予報にない大雨だ 「すぐ止むかねぇ・・・朝まで続けばちょっと危ない事になりそうだな」 まぁ川が溢れようが山が崩れようが、問題ないだろ 幻想郷が危なかったら変な巫女と変な妖怪sが何とかしてくれるらしいし 店の戸を閉めようと立て付けの悪い戸を、ガタガタやってると 「じゃまするぜっ!」 との隙間をするりと、何かが入ってきた 「へ?は?」 「よう○○!ちょっと雨宿りさせてくれ」 ついさっきまで告白がどうのと考えていた、相手 霧雨魔理沙、本人であった しかも俺の名前を、覚えててくれて 「あ、悪いもう閉めるところだったか」 「い、いや、大丈夫だ!ゆっくりして行け」 そうそう、平常心だ 「悪いな、急に振り出すし雷も危ないし、風も強いし」 よく見ればずぶ濡れだ、これはいかん 「おい魔理沙、風呂入れ、風邪ひくぞ」 「え、あ、ああ・・・ありがと」 風呂に案内し、着替えがないか探す事にする … …しょうがない、親父にゃナイショだ 店にあった女物の服(上下)ちと大きめだが、まぁいいだろ 戸越に魔理沙に話しかける 「おい魔理沙、着替えは此処においとくぞ」 「あ、ありがとう・・・」 「脱いだ服は絞ったらもってこい、乾かすから」 囲炉裏に火を入れる、火の上には部屋を横断するワイヤー これに吊るせば、乾くのが早い ちょっと眼を離すと燃えたりするが 「○○?その・・・あがったぜ」 「ちゃんと温まったか?」 へいじょうしんへいうじょうしん だぼだぼの服着た魔理沙がやばいです、そでとか、すそとか へいじょうしんへいじょうしん 「此処につるしとけば早く乾く」 白黒の服、スカートとか色々、吊るして、乾かす、ついでに帽子も 「ん?それはいいのか?一緒に乾かして」 「ハンカチか何かだと思ったんです」by幻想郷在住:匿名希望さん 「あ、いや、これは」 ぽと、落としたものが 「あ」 「あ」 下着でした、そういえばすっかり忘れてた 「あ・・・あはははは」 「HAHAHAHAHAHAHA!」 笑ってごまかした、二人とも 火にあたる魔理沙 晩飯を用意する俺 なんとも奇妙な 「ん?待てよ・・・・今魔理沙はノーパn」 げふんげふん、というかがんばれ理性 「魔理沙は食べるか?豚汁と魚の塩焼きだ」 「ありがたく頂くぜ」 二人して飯を食う、魚の焼き加減がどうとか、里芋が崩れてるだとか ちっとも御淑やかじゃなく、文句ばかり言ってる魔理沙、でもその方が彼女らしいし、可愛い 雨は止む気配がない、止まないと面倒だと思っていた雨が、今は少しありがたい 「・・・止まないな」 「ああ、これは困ったぜ」 もう日付が変わる頃かな 「ま、布団は余計にあるし、泊まっていけよ」 「え、いや、でも、お前に迷惑じゃ」 「じゃあこの嵐の中家まで帰れるか?箒じゃ無理だろうな、だからといって歩くのも大変だろう、それにお前の服は乾いていない」 「あー・・・うん・・・」 「ま、無理はすんな、遠慮せずに泊まっていけ、それに・・・迷惑だと思ったら此処までしてやらんさ」 「・・・それじゃあその・・・お世話になるぜ」 とりあえず布団引いて行燈・・・ちょっと暗いかな? 囲炉裏の火も消して、寝ることにしたんだが 「○○?寝た?」 「起きてる」 寝れるわけねぇだろ、隣に好きな女が居るのに意識せずにいれたら尊敬するねっ! 「その・・・色々ありがとうな」 「・・・気にするな、困った時はお互い様だ」 珍しくしおらしい魔理沙 いつも商品をかっぱらっていくときの、妖怪たちと弾幕ごっこをしているときの、彼女とは違う一面 「なぁ○○・・・好きな女とかっているか」 「!!!????」 いきなり何ツー事を聞いてくれるんだ、修学旅行じゃ無いんだぞ!?、しんぞうばくばく、どきがむねむね 「ええと・・・その」 ああ居るぜ・・・そいつは幻想郷一可愛い娘だ・・・お前だよ魔理沙、なんてことは言えるわけなく 「い、いるにはいる」 動揺しながらやっとこさ言えた台詞だった 「そ、そうか・・・それって・・・私が知ってる奴か?」 ええ知ってますでしょう、当たり前だろう、お前がお前を知らないでどうするんだっちゅーの! いつの間にか身を起こして、互いに、近い距離に 「知ってるはずだ、お前以上に詳しい奴も居ないんじゃないか?」 「私が知ってる・・・アリス、いや」 ○○と面識がありかつ私がよく知っている人物・・・アリスか霊夢か、パチュリーか?いやあいつはヒッキーだからな(酷 「うーん・・・霊夢か?」 「はぁ・・・違うよ」 「じゃあアリスか?」 「違うっ!」 気がつくと魔理沙の両手を、掴んで引き寄せていた 「俺が好きなのはっ!魔理「ズンっ!!」 「きゃっ!?」 「うをっ!!?」 近くに、とても近くに雷が落ちたらしい 「・・・凄かったな」 「耳が痛いぜ」 なんて間が悪い雷だ、チクショウ、怨むぜ 「あの・・・○○?」 「え?」 いつの間にやら魔理沙を抱きしめていた、魔理沙も俺を強く抱きしめて―― 「あ、わ」 互いにぱっと身を離した まだドキドキしている 「え、あ・・・寝ようか」 「そ、そうだな!寝ようか」 こんな状況で寝れるわけねぇだろ、と思ってたけどあっさり寝れた 神経が図太いのかね 「おい○○、起きろ」 「ん、あー・・・あさか」 起きてみれば雨はすっかり止んで快晴だ それに、魔理沙もいつもの白黒になってる 「えと・・・色々とありがとうな」 「いやいや、困ったときはお互い様、俺が困ってたら助けてくれ」 「ふふ、解ったぜ」 彼女は箒に乗って、帰ってしまう 「魔理沙、ちょっといいか?」 「ん?なんだ」 大きく息を吸って!しんこきゅー 「俺さ、お前が、霧雨魔理沙が好きだ、昨日言い損ねたから、言っとく」 勢いで、言えた 見ているだけだった時から、こんなに 「○、○?」 「悪いな、呼び止めちまって、じゃあ「ちょっと待て!」 店に戻ろうとしたら怒鳴られた 「へ?え?」 「・・・返事ぐらい・・・ちゃんと聞いてくれよ」 「あ、ああ」 へんじ、断られるのか、それとも・・・ 「その・・・わ、私も、お前が・・・好きだぜ」 今すぐにでも、魔理沙を抱きしめてしまいたい、でも自重しよう 「魔理沙・・・」 「な、なんだ?」 「あとで人気のないとこrげふんげふん・・・お前の家に、行っていいか?」 「あ、ああ・・・待ってる」 「じゃあまた後でな」 そう言って、見送った まだちょっと放心状態みたいになってるけど・・・ 思いっきり叫びたい、魔理沙愛してる、って叫びたいけど、我慢 それに予定も出来たし 店は・・・今日は閉めてていいだろ はてさて、早く支度して魔理沙の家に行こうじゃないか 何しに行くかって?ナニしに行くんじゃない、イチャイチャしに行くんだっ!! ~終~ ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ411 「よう魔法使い」 「やぁ雑魚妖怪」 森の中、出くわしたのは魔法使いと一人の妖怪 つい最近知り合いになった二人、会うのはこれが3回目か 「その雑魚から逃げ出すので精一杯だった君はもっと雑魚と言う事か」 「う、五月蝿い、今日こそ、勝つぜ」 一回目の遭遇、それはきのこ集めの途中だった 偶然出会って、歩く片付けるはずが全然敵わなくて何とか逃げる事はできたが・・・ 2回目の遭遇もきのこ集めの最中だった 妖怪はこの間の勝負が面白かったからもう一度やろう、と言い出した ルールもあったし、見返りも有ったから受けて立った 結果は引き分け、痛み分け ルールは殺さない程度、負けた方が勝った方の言う事を一つ聞く、それだけ 「それじゃあ・・・よーい・・・スタートッ!」 妖怪は接近戦が得意だ、距離をつめられたら間違いなくやられる 故に開始と同時に後ろに跳んだ、そしてそのまま上空へ 「恋符!イリュージョンレーザー!」 真っ直ぐに突き抜ける閃光、光の柱 「愚直!その起動は見飽きた」 それをするりと避ける、避ける、木々を足場に宙の魔理沙へ肉薄する 「ちっ、恋符!マスタースパークッ!!」 「この瞬間を待ってたぜっ!」 妖怪の手にした数珠?のようなものがつ世光を帯びた 「防腐!じゃなくて防符!菊花!」 「な、なにっ!?」 華のように広がった光は盾となりマスタースパークを完全に受けきったのだった 「どうだ?これが俺の本領発揮だ・・・」 魔理沙が絶対の自信を持っているマスタースパークをあえて受けることによってプレッシャーをかける そして菊花がある限り魔理沙の攻撃は通らない、大技は無意味だ、と言う印象を植え付ける 「う・・・ちぃっ!」 旋回し更に上空へ、あいつがこんな隠しだまを・・・ 真っ向からマスタースパークを受けきった、恐らくダブルスパークも、スターダストレヴァリエも、効かないかもしれない 「・・・どうする・・・どうする」 菊花は正面の攻撃にはめっぽう強いのだろう、だからレーザー系は正面から打っても無駄、どっかの誰かみたいにグニョグニョ曲がる弾幕が撃てれば・・・ 「砲呪、飛火燕」 鳥の形をした炎が様々な角度から襲い来る 「遠距離技もっ!あるのかよ!」 油断していた所への攻撃に何とか対処する 「ははっ!どっかの不老不死程の火力はないが、それで十分だ」 あいつめ、全然強いじゃあないか、この前引き分けたときより、全然強い 「これは、どうだ?」 物は試し、私は私の必殺技を放った 「恋心、ダブルスパーク!!」 「これがお前の最高技か!」 余裕の顔を装ってはいたが内心ヒヤッと、肝が冷えた おいおい、マスタースパークの比じゃないレベルの威力じゃねぇか、受けきれるか?ギリギリ、いや・・・ 「防符!菊花!あぁぁぁぁぁっ!!」 ズ、ンッ・・・ 凄まじい爆発、幻想郷が揺れる、衝撃 「はぁっはぁっ・・・はぁ・・・殺しちまったか?」 煙が晴れる、其処には 妖怪が立っていた、服はぼろぼろ数珠にはヒビが入っている 「・・・やってくれたじゃねぇか、良い威力だった」 まさか、受けられてしまうとは、思ってもいなかった あいつにもダメージはあるが私のも相当な負荷が掛かっている、もう大技は撃てない、それはあいつも同じだろう 菊花を壊した今、あいつの防御手段は少ない 「マジックナパーム!」 大技のせいで手足に体に、ガタが来ている、正直動くのも辛い 妖怪と決闘なんてして、こんなに痛い思いをしてまで、もう嫌だ、痛いだけで何もないじゃ無いか、そう思っている でも、心のどこかで、とても、とても、ワクワクしてしまっている 「はははっ!」 「如何した?何がそんなに楽しいんだ?」 「さあな!何が楽しいのか解らない、でもこの瞬間全てが、楽しい」 「はっはっは、それはお前が俺と同類だからだ」 とてつもない数の弾幕、避けれるものは避け、避けれないものは叩き落す 魔理沙の攻撃もこれが最後、この弾幕さえ抜ければ・・・俺の勝ち、だ でもそれじゃあ、芸がないし、楽しくないだろ? 向かい来る全ての弾幕を、吹き飛ばしてやる 「神風、乱気竜」 風の刃を携えた竜巻、触れた木々が細切れになっていく それを、魔理沙と魔理沙の弾幕を巻き込んで吹き飛ばした しかし、竜巻に飲まれる瞬間、魔理沙は笑ってこう言った 「右を見てみろ」 と 「右を?」 右を見た瞬間、左のほうから魔力を感じて、振り返った 其処には気に結ばれた八卦炉、既に魔砲は発動している― 「ちっ、一歩届かず、か」 俺はそのまま光に飲まれ意識を失った 「ぐっ・・・俺は・・・そうか、痛み分けか」 「いや、私の勝ちだぜ」 顔を上げると其処には魔理沙が立っていた 「そうか、お前のほうが先に起きたのか」 一応手当てしてくれたらしい、一応だけどな 「はぁ、初勝利おめでとう」 「ありがとう、だぜ」 偉く上機嫌な魔理沙、3回目にして負けた俺、でも楽しかったからな 「それで・・・俺は何をすればいいんだ?」 「あー・・・考えてなかったぜ・・・」 一人でうんうん唸ってる、いったい何をさせるつもりやら 「それじゃあ今度茸狩りにいく時に荷物もちと手伝いを頼むぜ」 「は?」 「なんだ、もんくあるのか」 いや、文句はないけど、そんな事で良いのか? 「いや、そんな事で良いのか?例えば使い魔になれって言えば茸狩りなんて毎日でも手伝ってやれるし 自分で言うのもなんだが俺は結構上級の妖怪だし、使い魔にするならもってこいで儲けもんだと思うんだが・・・」 「う~ん、一瞬考えたんだが、お前とはほら、またこうやって戦いたいし、それにその・・・友達のままでいたいし・・・その・・・」 「魔理沙・・・お前って凄くいい奴だ」 こんな良いやつを見たのは初めてだ、コイツとならきっといい友達でいられる、そう思える ただちょっと純粋すぎる、まぶしい 「ほ、誉めても何も出ないぜ!」 「別に誉めてるわけじゃねぇよ、ただお前がいい女だって、俺が思ったから口にしただけだ」 今度は赤くなってあわててるし、単純で、莫迦で、実に可愛い 「なぁ妖怪、そういえばお前の名前聞いてないぜ」 「ああ?そういえば言ってなかったか・・・俺は――ってんだ、憶えとけよ、魔理沙」 「お、おう・・・それじゃあ、神社に行って茶でも飲もうぜ」 「お、いいな、茶菓子はあるか?あの貧乏神社に」 「この間私が煎餅をおいてったけど・・・残ってるか?」 「じゃあなんか買っていくか、そうすりゃ貧乏巫女も喜ぶだろ」 焼け野原になっちまった此処の始末は・・・まぁ巫女に任せとけば良いだろ そのためにちょっと高めな茶菓子を持っていこう 里一番の菓子の店で・・・ 「おーい、早く行こうぜ」 「ああ、それじゃあ行こうか」 まぁ、面倒な事は後回しだ、どうせ何とかなる そんな投げやり思考、でもそれでいい 俺は魔理沙の後について里へ向かう 面倒な考えを投げやって彼女を見た 俺の頭の中はこの面白い少女のことでいっぱいだったからだ ─────────────────────────────────────────────────────────── 10スレ目 220 当然っちゃあ当然なのだろうが、そろそろ明かりが欲しくなるような時間帯であるというのに、その家にはランプの一つも灯っていなかった。 寝ているのではないか。普通ならそう思うところだが今回はそうなっていないという確信がある。 勝手に玄関を開け、暗闇の中散らかりに散らかった家の中をずんずん進む。目的の人物は自室にいるだろう。 着いた。見慣れた扉を叩く。 「帰れ」 無視。ドアノブを回して中に入る。 直後、飛んできた枕を受け止める。これでも弾幕ごっこは出来なくもない。どこぞの巫女をはじめとする人外達に勝てる気はしないが。 例えるならイージーを辛うじてクリアできる程度の奴がいきなりルナティックに挑戦する感じ。 受け止めた枕を相手に投げ返すと、ぼふ、という音と共に枕は相手の顔に直撃する。 しかし酷いものだ。当てる気も避ける気も無いとは。 普段俺を笑いながら伸している姿――俺がどう足掻いても辿り着けないあの姿からは想像できない。 「随分と沈んでるじゃないか――魔理沙」 「………お前もかよ、○○」 闇に慣れてきた目の奥で、ベッドの奥にうずくまる少女――霧雨魔理沙が弱々しい目でこちらを睨んできた。 仮に目線が凶器になったとしても、それでは蚊に刺された位にしか感じないな、等と下らない事を考える。 「お前もかよ、ってことは結構な人数が来たみたいだな」 まあ、こんなもんが他の奴らの目に触れればな、と思わなくもない。 俺の手にあるのは文々。新聞の最新号。霧雨魔理沙がどこぞの神様に喧嘩を吹っかけたはいいもののあっさりと返り討ち、という内容のものだ。 そんなニュースが幻想郷に広がれば、まあその後は想像が付く。 今まで魔理沙に一蹴されていたような存在が、こぞって彼女に押しかけて日頃の鬱憤を晴らすべく言葉を投げかけていくのだ。 実力行使ではなく、言葉での攻撃なのがここでのポイントだ。 反論しようにも、力で黙らせようにも、魔理沙には既に負け犬のレッテルが張り付いている。 だから、彼女はただ黙っているしかなかったのだろう。負け犬が何を吼えても遠吠えにしかならないのだから。 とはいえ――― 「ホントだったんだな、お前のその様子を見る限りだと」 びくり、と魔理沙が肩を震わせる。 俺がここを尋ねた理由は、事の真偽を確かめたかったからだ。真偽を確かめたかったのは、信じられなかったからだ。 吸血鬼を倒し、亡霊の姫を倒し、永遠人を倒し、更には閻魔様まで倒してのけた魔理沙――それを上回る存在が現れたなんて、俺には信じられなかったからだ。 勿論日頃色々なことに巻き込まれている恨みを晴らしたい、という下心もまあ、あるにはあるのだが。 「どうしたんだよ、霧雨魔理沙ともあろう者が。そんなに相手が強かったのか?」 魔理沙は答えない。ただ、彼女の二つの目がこちらを弱々しく捉えているのが分かる。思った以上に衰弱しているらしい。 これ以上追い詰めても後が怖い。適当に温かい物でも作ってやってから帰る事にしよう。 予想外の事態にため息をつき、手に持っていた新聞を放り投げる。元々散らかりきっている部屋だ。今更新聞の一部や二部混ざっても変わりはしないだろう。 「……お前のせいだよ」 新聞が床に着いてからたっぷり数秒後、魔理沙はそう言い切った。その口調には、溜め込んできたものを吐き出すような重々しさが混じっていた。 「俺のせい? 俺が何をしたって言うんだよ?」 とぼけている訳ではない。本当に身に覚えが無いのだ。 「ま、確かにお前を笑いに来たつもりではあったんだけどな、もうそんな気も無くしたよ。疲れてるんだろ? 台所借りるぞ、何か温かいもん作ってやるから今日はさっさと寝とけ」 そんな俺を見て、魔理沙は「そうだよな」と呟いた。その口元に、はっきりとした自嘲の色が浮かぶ。 「――そうだよな、お前に当たったところでどうしようもないんだよな」 「………」 何を今更、と思うのだがとりあえず黙っていることにする。 「……でもな―――それでもお前が悪いんだぜ……?」 一瞬、魔理沙はその身を震わせた。まるで目の前にいる俺に怯えているように。 そして次の瞬間には、喉笛を食い千切らんばかりの勢いで、俺に言葉を叩きつけてくる。 「ああ、そうだ!! お前が全て悪いんだ! 離れないんだよ、お前が!! 本を読んでいる時も、食事の時も、息をしている時でさえも!! 何をしていてもお前のことが頭から離れてくれやしないんだ!」 魔理沙の声が、震える。 「今回だってそうだ! 誰かと弾幕撃ってれば少しは楽になると思ってたのに! だから神様にまで会ったっていうのに―――!! 消えてくれないんだよ、お前が! それどころかどんどん頭の中がお前だけになっていくんだ……!」 慣れたとはいえ闇の中にしか魔理沙の顔を窺う事が出来ない。 でも、そんな暗闇の奥、少女が涙を堪えているのが分かる。 もう自分でも何を言っているのか分かっていないに違いない。膝元にある枕を抱きしめて、続ける。 「ひっく……好きなんだよぉ……○○……」 俺は、動けない。突然の告白に戸惑っている。 「魔理沙……」 「来ないでッ!!」 歩み寄ろうとする俺を、魔理沙は枕を投げつける事で制する。 今度は受け止める事が出来なかった。顔面を埋め尽くさんばかりの枕から広がる、魔理沙の匂いが俺の心を蝕み始める。 「でもお前は……私の事……笑いに来たんだろ――? あんなに偉そうに息巻いてながら負けて帰ってきた私をカッコ悪い奴って思ってるんだろ……私の事、嫌いなんだろ――?」 自分の言葉で、魔理沙はとうとう涙をその目蓋に溢れさせる。 もう魔理沙には、外面を繕う余裕なんて残っていなかった。 「嫌だ……嫌だよぉ……嫌われたく、ないよぉ……嫌いにならないでよぉ……ぅぅ……ひっく……好きなんだよぉ……」 俺は―――衝動的に魔理沙を抱きしめていた。 子供をあやすように、優しく背中をさする。太陽の光を受けて輝く稲穂のような金色の髪越しに、魔理沙の体温が伝わってくる。 耳元で聞こえる嗚咽が、俺の脳を蕩けさせる。 「魔理沙……」 理性は言うのだ。彼女は弱っているだけだ、と。親とはぐれた子供が人恋しさで泣いているのと同じだ、と。そんな彼女の心の隙間に付け込むような最低な真似は止めろ、と。 だけど。 口が開く。蝕まれた心が、蕩けた脳が、勝手に口を開く。 言え。今言わなければ、絶対に、一生、後悔する。 言うんだ。本当の事を――埃を被って風化していく筈だった、本当の想いを。 「俺は――お前が好きだ」 瞬間、全ての音が止まったような錯覚。 「うそ……」 「嘘じゃない。気が付いたら目で追うようになっていた。箒に乗って気持ち良さそうに空を飛ぶ仕草を、嬉しそうに怪しい実験をしている表情を、弾幕ごっこの時の真っ直ぐな瞳を。 眩しかったんだ、俺には。霧雨魔理沙っていう女の子が、眩しくてたまらなかったんだ。でも、気持ちを伝える事は出来なかった。 気持ちを伝えた途端、今までが全て嘘になるんじゃないかって。夢から醒めるように全ては無くなっちゃうんじゃないかって。あの眩しさがもう無くなっちゃうんじゃないかって―――怯えてた」 「○○……」 俺の背中に、腕が回される。細く、小さな腕。 背中を這う温もりが、なけなしの勇気と混じって力になる。 「もう一度、言う。魔理沙――俺は、君が好きだ」 互いが、示し合わせたように腕の拘束を緩め、目と目を合わせて向かい合い、どちらともなく瞳を閉じる。 目蓋の闇しか見えない中、二人の息遣いだけがやたらと鮮明に聞き取れる。 唇に、何かが触れた。 その何かの正体なんて、考えるまでもない。 嘘じゃない。夢じゃない。この温もりが、全てを現実だと言い切ってくれる。 霧雨魔理沙は、ここにいる。 ―――― 「全く……私としたことが新聞の一部や二部でここまで取り乱すとはな。どうやら心にマタンゴが生えてたみたいだぜ」 一晩明けた霧雨亭、その食堂で朝食を胃に収めながら魔理沙は照れ臭そうに呟いた。 昨日の死んだような顔とは打って変わって、その表情には生気というものが満ち溢れている。 彼女が浮かべたそんな表情を笑いながら見ていると、不思議そうな目線がこちらを向く。 「どうした? 私の顔に何か付いてるか?」 「いや。やっぱり魔理沙は、そうじゃなくっちゃなって思っただけだ」 「……照れるぜ」 そう。 きっかけは太陽のように眩しいあの笑顔だったのだから。 ずっとそれを大事にしていきたいと、そう思えるのだ。 「じゃあ、行って来るぜ。私が帰った時に温かい料理と出迎えてくれると嬉しいぜ? 今回は道中、無性に芋が食べたくなるんだ」 「おう。フルコースで振舞ってやるさ」 フルコースも何も、俺が簡単な物しか作れないのは向こうも知っているのだが。 「ははっ、楽しみにしてるぜ。じゃあ――」 立ち上がった彼女はもう、何時もの彼女だ。 黒い帽子、白黒の衣装、丈夫そうな箒。 だから、これから始まっていく何時も通りの関係を、始めることにしよう。 「行って来るぜ、○○」 「いってらっしゃい、魔理沙」 箒に跨って魔理沙が矢のように飛んでいく。きっと戻ってきた時には、何かがすっきりと解決しているのだろう。 そうだ、彼女はもう絶対に負けない。 その事実が、とても誇らしかった。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 8スレ目 44 幻想郷という場所にたどり着いたのは結構前になる。 そのとき拾ってくれた神社の巫女さん、霊夢の家の掃除やらなにやらを条件に居候をしている。 ここでの生活に慣れるまで様々な問題もあったものだが、まぁ今回の本題とはまったく関係ないのでどこかにそっと置いておくとしよう。 では本題。 その日は梅雨の短い晴れ間で、久々に境内の掃除をしていたときのことだった。 俺と霊夢が掃除をしていると珍しい客人が訪れた。 俺と同じ外の世界の人間で、魔理沙と住んでる俺より一つか二つくらい年少の男だ。 「で、悩みは何だ?」 「わかる?」 そりゃ、わかるなってほうが無理だ。 神社に一人で来ることなんてほとんどないやつが難しい顔して境内にいれば、誰だって気がつく。 「まぁ、そんな顔してるしな」 「なんていうかさ、僕はここに本当にいていいのかなって」 「ふん」 真剣な悩みらしい。 珍しいと思う反面、まぁ、仕方がないことだとも思う。 ここは俺たちにとって、何処までも異郷なのだから。 「幻想郷ってのは確かにいい場所だよ、でもさ僕達は外の世界の住人じゃないか」 「そうだな」 「外の……本当の世界には僕達を待っている人だっているじゃないか」 「まぁ、親とかな」 恋人とはいえない悲しさ。 まぁ、そんなことはどうでもよくて。 たしかに、俺たちを待ってるやつ、探してるやつってのはいるんだろう。でも、 「だからさ、本当は帰らないといけないんじゃないかと思うんだよ」 「悩みってのは……」 「うん、このことだよ」 「馬鹿馬鹿しいな」 俺たちはここでの生活を選んだ。帰る機会は自分でふいにしちまった。 俺はここで欲しいものを見つけた。まぁ、もう手に入らないことだけは判ってるんだけど。 それでも未練たらしく残ってるのは、ここにいることを選んだから。 お前もそうだろう? あいつの隣にいることをお前は選び、手に入れたんだ。 「僕もそう思うよ。 でももし、ここで魔理沙に出会わなければ、霊夢やあんたに出会わなければ? 僕は迷わず帰れたんじゃないかと、そう思っちゃうことがあるんだよ」 「あら、魔理沙?」 「へ?」 ようやく口を開いたと思ったら爆弾発言。霊夢の言うとおり、すぐそこに魔理沙が立っている。 俺たちは気がついていなかった。まったく、お互いうかつにもほどがある。 「いや、そのなんだ……お前がそんな風に思ってるとは思わなかったぜ。 別に私のことなんて気にすることはないんだぜ?」 トンガリ帽子を目深にかぶって目を合わせず、いつもの元気はなくから元気。 こんな魔理沙ははじめてみたというくらいに元気がない。 「ちょっと待って……」 「いや、いいんだ。気にするな……その……じゃあな」 そういって魔理沙は箒に乗って飛んでいってしまった。 それだというのに、目の前の男は茫然自失といった様子で立ち竦むばかり。 まったく……世話の焼ける。 「おい!!」 「え?」 「幻想郷にいることを、魔理沙の隣にいることを後悔してんのかい?」 「してない!!」 俺の問いに、さっきまでの様子がうそみたいに力強い返事をする。 いやはや、お熱いことで。 羨ましい限りだ。 「上等。じゃあ伝えにいってこい」 「いってくる!!」 ものすごい勢いで走り去っていく男の背から空に目を移す。 梅雨の晴れ間は短い。この晴れ間が続く間にあの二人の問題が片付くことを祈りながら掃除を再開した。 「まったく、道化ねぇ」 「いい男だろ?」 「道化ね」 「二回も?」 「道化としか言いようがないわね」 「何とでもいえ」 「道化、道化、道化、道化」 「何度も言うな」 「好きなんでしょ? 魔理沙」 「まぁな。でも、あの二人の間に入る余地なんざないしな」 「道化ねぇ」 「慰めようって気はないのかよ」 「あとで、お茶くらい入れてあげるわよ?」 「涙が出そうだよ」 こんなヤツが一人くらいいてもいいと思うんだ ─────────────────────────────────────────────────────────── 8スレ目 163 ●○「これでお前とお揃いだぜ」 ○○「というかそれで誰だか解ってしまうお前って・・・」 ●○「いいだろ。ほかの奴じゃ絶対真似できない。私だけの特権だぜ」 そう言うと●○は自分と○○の手を絡めて、そのまま箒に乗り・・・ 167 :名前が無い程度の能力:2007/06/26(火) 21 30 40 ID 6.qytjAM0 163 @「あらあら、私を差し置いて何を言っているのかしらね」 ⑨「記号表現でも抜かり無し!あたいってば最強ね!」 ●○「……何か違う気がするんだぜ?」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 8スレ目 280 魔「なぁ、○○」 ○「ん? 何、魔理沙」 魔「お前、霊夢に告白したんだって?」 ○「うん、したよ」 魔「…で、振られたんだよな?」 ○「うん、振られたね。あなたとは良い友達でいたいって言われたよ」 魔「……よく分からないんだぜ」 ○「何が?」 魔「振られたのに、なんで今も一緒に神社に住んでるんだ?」 ○「何かおかしい?」 魔「普通、気まずくならないか?」 ○「なんで?」 魔「なんで、って……」 ○「……うん、多分、魔理沙の言うとおりなんだろうね」 魔「……○○?」 ○「普通断られたら気まずくなって、少なくとも一緒に住んではいられないよね」 魔「まぁ、普通はそうだと思うぜ」 ○「うん。だけどね、僕は別にどうでもいいんだ」 魔「どうでもいい?」 ○「霊夢が僕をどう思っていようと、周りがどう思っていようと、 僕が霊夢を好きなのに変わりはないから」 魔「…まだ、諦めてないのか?」 ○「少し違うね。最初から返事なんて期待してなかったんだよ。 告白したのも、その場の流れみたいなものだったし」 魔「……よく、分からないぜ」 ○「そうかな?」 魔「自分の好きな奴には好きになってもらいたいって思うんじゃないのか?」 ○「見返りを求める愛は愛じゃないよ」 魔「…よく、分からないぜ…」 ○「そう? 僕からすれば、好きですだから付き合ってください、っていう方が分からないな」 魔「…………」 ○「確かにそうなれば嬉しいけどね。 だけど、好きになったのは僕の勝手。 その勝手を相手に押し付けるつもりはないよ。 幸い、霊夢も友達として、同居人としてなら僕のことは好いてくれているみたいだし。 それで十分じゃないか」 魔「…霊夢も、贅沢な奴だぜ。こんなに想われてるのに、答えてやらないなんて。馬鹿だぜ」 ○「そういうこと言わない。……じゃあ、僕はそろそろ帰るよ」 魔「おう、分かったぜ。途中で襲われてもちゃんと逃げ切れよ」 ○「相変わらず送ってくれるって選択肢は無いんだね。分かってる、じゃあまたね」 魔「…馬鹿だぜ、お前も霊夢も……でも、一番の馬鹿は私か……」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 8スレ目 330 魔理沙は家に鍵をかけない、深い意味はなく恐らくは忘れているだけなのだろう 「あいつ鍵って何なのか解かってんのか?」 悪態吐きながらドアを開ける、結界が張ってあるわけでもない 「おーい、魔理沙ー?」 呼び掛けるが返事はない、仕方ないので部屋を見て回ることにした ~青年探索中~ 「寝室か・・・入るべき場所ではないが・・・うぬ」 軽くノックしてドアを開けた 「まりさー?」 ベットが盛り上がっているので恐らく寝ているのだろう 仕方ないので掛け布団?を少しめくってみた 寝息を立てて静かに眠るっている 「人と約束しておいて・・・寝てんじゃねー!」 布団をがばー!っと剥ぎ取って・・・魔理沙を起こそうと試みたのだが ○○の思考は停止した 普通寝るときってパジャマじゃね?何でこの娘下着姿で寝てるんですk 今起こった事をありのまま話すぜ!パジャマだと思ったら下着姿で(ry 「こ、このバカ娘、まだおきない・・・悪戯しちまうぞコラ」 いや、○○にそんな度胸ないんだけども 「ちっ、書置きでもして行きゃいいかね」 仕方ないのでメモ紙を探そうとおもったときだった 「悪戯・・・しないのか?」 「ま、魔理沙・・・起きてたんなら声かけろよ」 「ごめん、それで、その、悪戯は?」 「いや、まて、落ち着こう、あれは出来心だ、ちょっと魔がさしただけだ」 「別に私は・・・その・・・お前なら」 「ッ!バカ!そういう事を口にするな!本気にするぞ」 「だから私はお前なら」 ○○はベットに魔理沙を押し倒した、両手首を掴んで馬乗りになる 魔理沙は眼を硬く閉じて震えていた 「私は、お前の事、最初にあった時から、好きだったぜ」 震える声で、告白された 押し倒している場合じゃない、された側は、返事をする義務がある、と思う 「ずるいな、先に言うなよな、出遅れたみたいじゃ無いかよ」 「○○?」 「俺は霧雨魔理沙のことが好きだ、愛してる」 「ははは、なんだ、悩んでたのがバカみたいだ・・・○○も私の事好きでいてくれたんだな」 「魔理沙」 「うん・・・いいよ」 俺達の初めてのキスは少々乱暴な体制だった ─────────────────────────────────────────────────────────── 8スレ目 356 「今日は七夕か・・・」 誰と過ごそうかな 霊夢 →魔理沙 アリス 「なぁ魔理沙」 何だ○○ 「七夕だぜーって言いながら家の窓を割って入ってくるのはいつもの事だから置いておくが」 「うんうん」 「なぜお前が来た後に集中豪雨だ!しかも割れた窓から降り込んで来るし!」 「あははー」 七夕だぜーと言いながら我が家の窓をブレイクした魔理沙、その後集中豪雨で横殴りの雨が降り続いているのがいま そしてベニヤ板で窓を塞いでいるのが現在進行形 ~青年奮闘中~ 「あーあ、せっかく○○と天の川を見ながら短冊書いて弾幕ごっこだとおもったのに」 「ちょっと!?最後しゃれになんないのが入ってるよ!!?」 「・・・あーあ・・・○○と七夕を、なぁ」 「まぁしょうがない、雨が降ってるのは仕方ない、どうしようもない事だよ」 不貞腐れる魔理沙を放置して風呂に入る用意をする 「?なんだ、風呂に入るのか?」 「ああ、お前が割った窓の修理でずぶ濡れだからな」 「・・・ごめん」 魔理沙らしくない、魔理沙らしくない、こんな可愛い女の子みたいな(失礼)魔理沙を見るのは初めてだ 「○○・・・許してくれるか?」 落ち着け○○!此処で熱く迸るリビドーを爆発させたら御終いだ!いろんな意味で! 「あ、ああ別に・・・怒ってないから、そんな落ち込むなって!じゃあ俺は風呂入ってくるから」 そう言って足早に風呂(五右衛門風呂)に入った 「あーあー温まるぅぅぅ!」 風呂に入るとテンション上がるな、でも・・・ 「魔理沙と七夕か・・・雨が憎いのは久しぶりだな」 あの娘の笑う顔が見たい、女の子らしい魔理沙もいいがいつもの元気な魔理沙が好きだな しゅるっ、ぱさ 「?衣擦れのお・・・と !!??」 戸一枚隔てた向こうから衣擦れの音がする、服を脱ぐような・・・ 「HAHAHA何を考えているんだ俺は、思春期じゃ有るまいし」 なんて思っていると扉が開いた、立っているのは魔理沙で・・・ 「ばっ、お前!何で!?」 後ろを向いて魔理沙を見ないようにと― 「○○、私は」 ~とぅーびーこんてぃにゅ~ ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/507.html
魔理沙2 1スレ目 783 @ @ @ @ @ @ 本屋 @ @ @ @ @ @ @ いつもと同じ静かな朝、そこに彼女はやってくる。 「メイド小隊A,B、ゆけー!」 ワー、キャー、ドスン、ドガン 「駄目です!抑えきれません!」 遠くでそんな声が聞こえる。にしても毎日ご苦労なこった。 「くそっ!黒い悪魔はゴキブリか!?」 いや、聞かれましてもね、人によっては違うと思いますけど。なんて思いながら俺はゆったりと仕事をやっていた。 ここは紅魔館の中の大図書館。大図書館なんていうけどその広さはどこぞの神社よりも広いかもしれない。外見は神社以下だが。 そこで俺は本の整理をしている。元々本が好きなのであまり苦にはならなかったけど。 思えば、外からやってきた右も左も解らない俺を助けてくれて、今ここに住まわせてもらっているレミリア様と咲夜さんには感謝している。 助けてくれなければ妖怪にでも食べられていただろうか・・・。 それはともかく、朝から聞こえた騒々しい音が止まった。 次に来るのは決まっている、その先を考えてため息が出た。 扉が勢いよく開かれた。こんな空け方をする人妖は紅魔館にはいない。・・・・・・例外はあると思うけど。 扉の方を見てみると、金色の長い髪に色白の肌、それと黒と白だけの服と帽子。 一見するとフランス人形の様に見えなくも無いが、黒と白の服でそのようにはあまり見えなくなっている。 「また来たの?」 この図書館の主、パチュリー様のいつもと同様の言葉、返って来る言葉はいつも同じ。 「また来たぜ」 そういいながら本棚から本を物色する。俺はため息をついて 「見るのは別にいいけど、毎回毎回散らかさないでくれ。片付けるのが大変なんだ」 毎回毎回散らかして、その上何かを持っていくんだから手におえないったらありゃしない。 そりゃあ蚊取り線香で毎回やられるリグルも切れるって。関係ないか。 「努力するぜ」 絶対しないな、こいつ。家の片付けもろくにしない人間ができるものではない。 「これと、これと・・・あとこれだな」 三冊を選んで図書館に一つしかない机に持っていく。それ以外にもあるがそこは図書館ではない。個室である。 「ほら、何してんだ?さっさと仕事しないと終わらないぜ?」 魔理沙を見ながら考え事をしていた俺に魔理沙はそっけなく言った。俺は我に返って適当に「ああ」と、答えた。 っていうか仕事が終わらないのは、あんたのせいなんだがな。 「あ、そうだ。○○、紅茶くれ」 「・・・はいはい、わかったよ」 「私のもお願い」 この本の虫型魔法使いは・・・。まぁどうせ命令だろうし、逆らったら焼かれるな。そう思いつつ紅茶を取りに行った。 「ふああ・・・、おはようございますー」 眠たそうな挨拶とともに、小悪魔がやってきた。前の時に「あんまり寝ていない」と話していたので手伝ったら、それ以来仕事のほとんどが俺に回ってきた。 「ん、おはよう。今日はA-300の本の整理だっけ?」 ここの図書館は広すぎるのでA-Zと1-500までの組み合わせで位置訳をしている。しかもまだまだ増える予定らしい。鬼か。 「・・・たぶん。それじゃあいってきま~す」 あれは絶対寝ぼけてる、足フラフラだし。水でもかけてやろうか。 「お~~~~~い!まだか~~~~!?」 おっと、そうだった。まずこっちが先だな。俺は急いで魔理沙たちがいるところへ向かった。 「遅い、遅すぎて死ぬかと思ったぜ」 「そんなことがあるのかしら?」 「あるぜ、たまにだけどな」 「あら、ぜひ聞いてみたいわね」 発言に突っ込みを入れたりトゲを入れたりしながらパチュリー様と魔理沙は紅茶を飲んでいる。 さて、俺はそこら辺で休むとするか・・・。極稀に来る暇な時間はすべて休憩に当てるのが俺流だ。意味無いけど。 「あ、そうだ。どうせならここで一緒に紅茶を飲みながら休むか?」 「いえ、お断りさせていただきます」 魔理沙の近くで紅茶を飲んだらどんな薬品を盛られるかわからん。前の時は犬耳が生えたな。あの時は咲夜さんに殺されかけたな。 なぜか俺が、だが。それはもう鬼神のようで・・・トラウマトラウマ。 「そういえば、なんで俺に紅茶を淹れさせたんだ?咲夜さんの方が、美味しいじゃないか」 ただ淹れるだけなら誰にもできるが、不味いよりは美味い方が良いだろう。 「あー?なんとなくだ」 「なんとなくで、淹れさせる人がいるかしら?」 「ここに居るぜ?」 また下手すれば弾幕ごっこスレスレの話がはじまったので意識を別のところに移す。そこで 「○○さ~ん!ちょっと来てくださ~い!」 遠くから普通の人では全く聞こえない音量の小悪魔の声が聞こえた。ここ幻想郷に来てから、凄く耳が良くなった。犬耳が原因だったりして。 とりあえず、ほんの少しの休み時間を惜しみながら暗闇の中へと進む。 「えっと、これをD-480までお願いしますね」 「ん、わかった」 と言われて渡された十冊の本。これじゃあ前が見えないです、鳥目以下。BGM ~もう本しか見えない~ つってもこれは仕事なのでやらなければいけないんだよな。 それで、運んでいってちょうどB-480に差し掛かったところで 「○○~。『メルランのめるぽと力の関係』を持ってきてくれる~?」 「そんな声じゃ、聞こえないと思うぜ」 残念ながら聞こえています。小悪魔と話しているときも聞こえていたんだけど。 あの本は確かSの・・・200だっけか?遠いなぁ・・・。 まずはこの本から持っていかないと、本気で。出ないと消し炭にされて浄化されてしまう。 「お、本当に持ってきたんだな。ってことは、聞こえていたのか」 「だからいったでしょ、たとえでは無しに地獄耳はいるって」 失礼な、俺の聞こえる範囲ではここから地獄まで聞こえるほどよくはない。 「たとえよ、たとえ」 俺の心を呼んだか読まないか、そんな事を言った。ちなみに魔理沙は俺が持ってきた本を読んでいる。 「ふむふむ、ワーハクタクも稀に暴走する・・・か」 なんか題名と全く違うんですけど。 「さて、そろそろ帰るかな。パチュリー、これ借りていくぜ」 「持っていく、の間違いじゃない?」 「じゃあ持っていくぜ」 「持ってかないで~」 どっちですか。何て思いながらも仕事に戻る。あの本は返ってくるのか解らんな、なんて考えながら。 夜だろうと昼だろうと図書館には関係無い。窓なんて無いから。パチュリー様曰く、紫外線は本の天敵らしい。 そういえば、ここ最近外に出てないな、何て思いながら咲夜さんが作ってくれたご飯を食べる。うん、不味いもう一杯って言おうとしたら ナイフが頬を掠った。あっちの方が地獄耳だわ。それはともかく最近食べる時間がなくなって租借が早くなったのは内緒だ、なんとなく。 「毎日毎日ご苦労様ね」 後ろから声をかけられたので振り向く。そこには幼いながらも威厳というかオーラらしきものが漂う、レミリア様であった。歩く音は前から聞こえていたけど。 ついでにレミリア様を見て、今が夜だという事に気付いた。 「いえ、コレが仕事ですから」 「そういえば、寝てる?あなた最近寝てないでしょ」 「でも、なれちゃいましたよ」 それでもたまに眠気が来ることがあるが、その時は根性で。 「慣れって言うのが一番怖いのよ。時にそれが命取りになるかもしれないから気を付けることね」 そのあと「それじゃ」といって出て行った。とりあえずは俺を気遣ってくれた、そう解釈していいのか? そうだな、今は仕事もないし。たまには寝ておこう。 眠気はなかったがベッドに入ったらすぐに意識が切れた。 @ @ @ @ @ @ 本蟲 @ @ @ @ @ @ 今俺は魔理沙に頼まれて一番遠いところ。つまり、Z-400まできている。まったく、読みたいって気持ちもわからんでもないが もう少し近いところにしてほしい、っていうかなんで知ってんだ。 えっと、『幽々子の胃袋は宇宙』は・・・あったあった。 「んで、パチュリー。少し頼みがあるんだ」 「何?アナタからの頼みごとなんて珍しいわね」 遠くからなのではっきりとは聞こえないが声が聞こえた。面白そうだったので少し聞いてみる事にしてみる。 「少し貸してほしいものがあるんだ」 「借りていいものと悪いものがあるわよ」 「実は、・・・だ」 ん?よく聞こえなかったな。 「あなた、それは論外よ。人に聞くもんじゃないわ」 「それでも許可が必要、だろ?」 きょ、許可!?あの本なんて有無を言わさずに持っていく魔理沙が許可だと!?幽々子が小食になるくらいおかしいよ! 「そうね、駄目かしら?」 「そうか・・・」 少し残念そうに言った。・・・ように聞こえた。 「でも、・・・・・・・だし」 いまいちよく聞こえない。元々小声だし。 「そうか!?じゃあそうさせてもらうぜ」 「犯行予告はあんまり言わないほうがいいと思うわ」 「犯行じゃないから関係ないぜ。それよりも・・・、おーい!まだなのかー!?」 あ、終わったか。これは探るのはやめた方が良いな、そう思いながらパチュリー様のところに向かう。 「遅すぎるぜ。もう少し早くならないのか?」 「そうだな、魔理沙がもう少し近いところを選んでくれれば早くなるな」 なんて言いながらも本を渡す。すると魔理沙は申し訳無くなさそうに。 「あ~、すまん。用事を思い出したから私は帰るぜ」 そう言って愛用の箒を持ってそそくさと外に出た。・・・俺の苦労は? 「丁度良いわ、○○。あなたには重要な仕事があるのよ」 「な、なんですか?」 重要な仕事って・・・魔道書の封印解いてその中の魔物を倒すとか?そういうのは小悪魔にやらせましょう。 「簡単よ。それは」 そう言って言われた仕事が、神風特攻隊よりも酷い仕事だった。 「あの本一万冊を、書いてあるところにしまって頂戴」 ぜぇ、ぜぇ。こ、コレで何往復目だろう・・・。結局一万冊といわれた量に唖然として、流石に一人では無理だという事で小悪魔と一緒に やら何やら反論して一緒に仕事をする事になったのだが、小悪魔も丑二つ時には寝てしまい、残り百冊を一人という、まだできる仕事になったわけである。 次第に数が減っていき残り十冊前後!ってところで来客が来た。 ガチャ「よう」 いや、「よう」じゃ無いって。何で魔理沙がここに居るの?良く見ると少し変だ。 「ちょっと来てほしいんだが・・・いいか?」 「来て欲しい?なんで?」 「なんでもいいだろ。YESかNOか、半分かだ」 たぶん半分は無いだろう。まぁ残り十冊だし、いいか。 「ん、まぁ別に良いよ」 「そうか!よし、それじゃあ善は急げだ!」 「うわっ!」 急に俺の腕を掴み箒に乗ってそれはもうブレイジングスターをぶっ放す勢いで紅魔館の廊下を進んでいく。 「ちょ、ま、りさ。い、くっ、てど、こ、へ?」 「決まってるだろ?外さ」 いやいや魔理沙。決まっては居ないと思うぞ? @ @ @ @ @ @ 恋色 @ @ @ @ @ @ 「はー、こうやって久しぶりに見ると星が綺麗だなー」 今俺は魔理沙につれられて紅魔館の屋上の上の箒、つまりは空中にいる。 「お前、最近外出てなかったのか?」 「見てれば解ると思うが?」 「え、あ、そそ、そうだな」 なんや今夜の魔理沙は変だ。 「それで、なんで俺をここに連れ出したんだ?」 「ん?ああ、それはだな・・・」 そこでいったん区切って、口を開けたり閉じたりしながら「あ、ええと、そのだな・・・」なんて言ったりする。早くしてくれ。 「ああ、もう面倒だ!いいか、よく聞けよ?単刀直入に言わせてもらうぜ」 なんかもったいぶった言い方に思わず息を呑む。 「私は・・・・お前の事が好きだ」 正直驚いて何がなんだかわからない。なんだって魔理沙が俺のことを好きだって?ハハハ、冗談はよしたまえそんな事がありえるわけ。 「ほ、本当だ!はじめてあった時から・・・・好きだったんだ」 「な、何で?」 頭の中がショートしている状況でようやく食いえた言葉がこれ。理由がわからなければ人に聞くべし。 「ななな何でって・・・。解らないんだよ!けど、なんか見るたびに胸がこう変な感じにだな・・・え、ええとそれと なんだ、なにかと・・・恋をしている感じ・・・なのか?」 いやいや、聞かれてもね?してないから実際わからないんだよ?なんて俺が返答困っていると。 「で?答えは?」 こっちに顔を真っ赤にしながら近づいて聞いてきた。お、落ちるって。 「こ、答えって言われても・・・」 「今言え。今言わなければ落とした上にマスタースパーク打ち込んでなかったことにしてやるぜ?」 それだけは絶対嫌だ。けどもう心の中では決まっていたのかもしれない、あとは言語化するだけど。 「そうだな、俺の答えは・・・・・・ノーだ」 「えっ・・・」 そう言って、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をした魔理沙に、軽く口付けしてこう言った。 「なんて言うわけ無いだろう?・・・俺も、もしかしたら魔理沙のことが好きだったのかもしれない」 「・・・・・・よ」 「よ?」 「・・・よっしゃーーーー!!」 「うわっ!お、落ちるって」 無邪気に大声を出してはしゃぐ魔理沙。落ちる、死ぬ。 「決まりだな!決まりなんだな!」 「男は一度言った事を曲げないさ」 「っしゃー!」 横で騒ぐ魔理沙を軽くスルーしながら辺りを見る。そこで良いものを見つけた。 「魔理沙、あれ」 「ん?おー」 目の前に写るのは眩しい日の出。 「こういうのもいいかもな」 「どういうことだよ」 「さあね」 そんな何気ない会話をしている遠くで 「若いって良いわね・・・」「急に老けないでください。それに日が出てきましたから、館に入りますよ」 そう聞こえた気がした。 happy end 「・・・・・・・・・・あ」 「どうした?」 「・・・・仕事、忘れてた・・・・」 happy end ? @ @ @ @ @ @ 蛇足 @ @ @ @ @ @ 「それじゃあ○○は私が持っていくぜ!」 「持ってかないで~」 「なんだよ、良いって言ったじゃないか」 「私は言ってないわ」 「こういうの早い者勝ちだぜ?」 「意外とそうでもないわ」 「なんだ、やるか?」 「今日は喘息の調子が良いわ・・・」 「ハハハ、まいったな。・・・・逃げるか」 ガシッ! 『逃がさない』「ぜ!」「わよ!」 「この鬼ーーーーー!!!」 「へくしょんっ!!」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 1スレ目 882 1 「しかし、お前が私のうちに来るなんて珍しいな。明日は雪だ、洗濯は控えにゃ」 キッチンのほうから声がする。 指先で弄んでいたマジックアイテムをテーブルに置いたのと、魔理沙がを持ってきたのはほぼ同時だった。 「そういう迷信を信じるなって。……それにしたって、この部屋、いや、もはや家中だな、少しは片付けようという気にはならねぇのか?」 そこら中に魔理沙の蒐集品が散りばめられているので足の踏み場どころか人間の暮らせそうな場所もない。 こういう場所こそ、あるいは混沌と形容すべきなのか。 「こういうの、『生活感がない』っていうんだろ?」 「ベクトルが真反対だけどな……」 差し出されたマグカップを受け取ってコーヒーを啜る。 ……コーヒー吹いた。 苦い、熱い。もともとコーヒーとはそういうものではあるが、これはどっちの限度も軽く二百由旬は超えている。 何の意趣返しだこれは。どこの世界にこんな煮え立った地獄の釜のようなコーヒーを飲む奴がいるんだ。 とりあえず人間の飲むものではない。そうかこいつ魔砲使いだからか。 「……で、その珍しいお前が来たということは何か面白い話でもあるんだろう?」 どういう発想をしたらそうなるんだ。 まあ実際俺も用があったから来たわけなんだが。 「紅魔館の門番の武勇伝かドジっ子メイド・マジ狩る☆咲夜ちゃんの話。両方実話」 「ありえないな」 軽い冗句を一蹴。さすがに厳しい。つーか根本から嘘だし。 「いや何、お前の顔が見たくなってな」 「面白くもない冗談だな……で、どうしたんだ?」 これもダメ。俺はもはやあきらめに近いものを感じ、ストレートに切り出すことにした。 瞬間的に魔理沙は凍りつく。 取りそこねたコーヒーカップが落下するが、テーブルの低空をさまよっていたのが幸いした。 「……はは、すまないな、聞き逃しちまった。もう一度、言ってくれるか?」 「帰るって言ったんだよ」 今度ははっきりと。口ごもる様なへまはせず、言葉の内部には拒絶を内包して。 「どういうことだよ……。ずっと、ずっと一緒だって、言ったじゃないか!!」 後ろ半分は涙声になりながら、叩き割らんかの勢いでテーブルに両手を叩きつける。 コーヒーメーカーが揺れ、カップが落下し甲高い音を立てて砕けた。 それでも俺は動じない。動じてはいけない。感情を殺せ。 「はぁ? まさか本気にしてたのか? おいおい、これだからガキは嫌なん……」 と、言い終わらないうちに軽快な音とともに左の頬に盛大な衝撃。ぐっと足を踏ん張って衝撃に耐える。 ゆっくりと魔理沙に視線を戻すと、やはり彼女は、泣いていた。 「……さっさと外でもどこでも帰っちまえよ!! この最低のろくでなし!!」 最後はもう絶叫に近かった。 これで良い。 「ああ、言われるまでもねぇよ。じゃあな。こんな男、さっさと忘れちまえよ?」 これで思い残すことなく現実へ帰れるのなら、安い痛みなのだ。 2 翌朝。 気分を害する程の快晴である。 吸血種であるレミリアお嬢様には昨晩のうちに挨拶を済ませておいたので、後はこの部屋を引き払うだけである。 紅魔館執事としての生活も、悪くは無かった。と思う。 「……さて、と。こんなもんか」 来た時よりも美しく整頓された寝室。 俺のような流れ者には私物はほとんどないが、幾つか愛着のある品物はある。 そういったものを小さな鞄にまとめていると、ふと一つの写真立てが目に留まった。中身は烏天狗の新聞記者に頭を下げて撮ってもらったツーショット。 恥ずかしそうにはにかむ俺と、もう俺には直視できないほどの眩しい笑顔で俺の首にぶら下がる魔理沙。 フラッシュバックする、昨日の出来事。 ……もう俺には不必要なものだろう。そのまま写真立てはチェストに伏せる。 「あら、そんなもの置いてかれても困るだけよ」 後ろから声。部屋に入ってくる気配もさせないのは当然だろう、彼女は時間を止めるのだ。メイド長、十六夜咲夜がドアのすぐ側に立っていた。 「そう言われても、俺にも不要なものなんですよ」 「ふーん。……なら、どうして今まで置いてあったのかしら?」 彼女のナイフが問答無用に、一片の容赦もなく心を貫き、抉る。 この人はっ…… 「単なる気まぐれですよ。ここに残していくものは好きに処分してくれて構いません」 「ええ、解ってるわ。だからこの写真は貴方の鞄へ」 「……勝手にしてください」 「勝手にしたわ」 そう言い終るが早いか、彼女の姿は消えていた。 多くの関係者に丁寧に別れを告げ、大きな紅い門をくぐると、いつものように門番は門柱に寄りかかっていた。 「ああ、帰るって本当なんだ。……門番隊に引き抜こうと思ってたのになあ」 「勘弁してくださいよ。不老不死でもない普通の人間なんだから、いくつ身があってももちません」 この人もいい人だった。気を使う程度の能力は平坦に読まねばならないだろう。 「お嬢様は冗談だと思ってたみたいだけど、私は本気だったよ? なんだかんだであの白黒とまともに渡り合ってたのはアンタと咲夜さんくらいだったし」 私の面目なんてないよねー。と困ったように笑いながら頭をかく。 「そういえば、アンタ、あの白黒が来たときはえらく嬉しそうに迎え撃ってたよねぇ」 その無邪気にも取れる笑顔が今、この一瞬はどれほど憎く感じられるだろう。 「……渡り合えたのはスペルのお陰ですよ。それに、仕事は多少難しい方がやりがいがある」 心象の変化を気取られぬように、出来る限り感情を殺して言う。 「成る程ね。確かに私のと違って地味だけど、アンタのは実用一点張りだもんなぁ。私も少し考えた方がいいのかな?」 解っているなら改善すればいいのに。……とは言ってもあの色とりどりの弾幕を棄てるのは惜しいと思うけど。 「ん、じゃあ、これ使ってくださいよ。どうせ外に戻れば紙くずも同然になりますから。使ってもらえるのが美鈴さんなら本望だ」 といって、内ポケットから数枚のカードを取り出す。 トランプ大の大きさのソレは、俺がこの館に就職した後に作ったスペル。 最も愛着のある品物ではあるのだが、幻想が力を失う外の世界に持っていくよりは、幻想は幻想のまま置いていくのがいいと思ったのだ。 「他人のスペルを使っても効果が薄まるわけでもないしね。……うん、ありがたく使わせてもらう」 「それじゃあ、俺はこれで」 大橋をゆっくり歩き出す俺に、美鈴さんはずっと大きく手を振っていた。 俺は一度だけそれを確認すると。踵を返して二度と振り返らなかった。 3 「よう、大嘘つき」 「なんだ酔っ払い」 大橋を越えて紅魔湖の岸に着くと、見えないところから伊吹萃香が話しかけてきた。 一瞬で目の前に現れる咲夜さんとは違ってこれはこれで気味が悪い。 「そもそも何で俺が嘘つきなんだよ」 「そりゃそうさ。アンタは人間として一番いけない嘘をついているんだ」 背中を縦横無尽に駆け巡る寒気。 これ以上は聞きたくない。 やめろ、耳をふさげ それを聞いたら俺は―― 「アンタは、自分の心に対して嘘をついているのさ」 心を覆う硬い殻にヒビが入る。 全てを見透かされたかのような悪寒。 姿は此処に居ないのに、これほどまでに感じる威圧感の前では、どんな虚言空言も灰塵と帰すだろう。 「仕方ないだろう……」 震える言葉を必死でつむぐ。 「『貴方が居ると幻想郷の秩序が崩れてしまう。幻想郷で生きられるのは幻想だけなのよ』なんて言われたら……」 自分が居ることによって彼女に害が及ぶのならば、潔く身を引くほうが良いと思ったのだ。 しかし 「……大丈夫。アンタはもう十分に幻想だよ。スペルを撃って、妖怪と互角以上に戦える。そんな人間が外にゴロゴロしてるかい?」 そんな不安をこの子鬼は、まさに一言で吹き飛ばしてしまった。 萃香はいつの間にか俺の前に現れて、あきれたような顔で腕を組みこちらを見ていた。 「大体さ、紫の言葉なんて話半分に聞かなきゃダメなんだよ。さあ、魔理沙のところへ行ってやりな。紫には私と霊夢から話をしておいてあげる」 走る。走る。野を越え、川をまたぎ、走り続ける。俺を浮かせる熱を動力に足は動き続ける。 ここは魔法の森。うっそうと木々が繁茂し、太陽が最も精力的に活動する昼でも、なお地表から大半の陽光を奪う。 薄暗い森の中をひた走る。目的地は解っている。後は到着が早いか遅いか。 「ねーねー」 頭上から降って湧いた呼びかけに思わず足を止め、自分の愚かさに思わず口元が苦笑にゆがむ。 どうやら俺は、とんでもないことを忘れていたらしい。 ここは魔法の森。うっそうと木々が繁茂し、太陽が最も精力的に活動する昼でも、なお地表から大半の陽光を奪う。 「貴方は食べられる人類?」 魑魅魍魎が住み、妖怪が跋扈する森に俺が一人で中へ入っていけば、それは彼らにとって食事と同意義だろう。 「さあな。食あたりしても知らんぞ」 森に入って十分弱。残りの行程と体力を考えれば、撒き方しだいで十分逃げ切れるだろう。 手持ちの中で最も相手を束縛出来るスペルを選ぶ。 カードを内ポケットから取り出し、宣言する。 この魔力にあふれる森の中なら、俺の能力も存分に発揮できる。 「樹海『ロスユアウェイ――――」 あれ? 内ポケットに入れてあるはずのスペルが、無い。 仕事中はもとより、外出するときでも必ず持っているのに……。 『ん、じゃあ、これ使ってくださいよ。どうせ外に戻れば紙くずも同然になりますから。使ってもらえるのが美鈴さんなら本望だ』 この光景は今でも鮮明に思い出すことが出来る。当然である、つい小一時間前の回想なのだ。畜生、誰のせいだ。 自己嫌悪に陥る暇も無く、横合いから滅茶苦茶な振りの右腕が襲い掛かる。 抵抗する手段すら持たない俺は、不本意ながら完全な狩られる側に回ってしまった。 後ろに飛んでかろうじて身をかわす。 刹那遅れて、その細腕にはあるまじき轟音とともに、俺がいた場所を正確に破壊するために盛大に空振る凶器。 「一食いで人食い~」 どこの戯言ですかそれ。あんなものをまともに受ければ食われるとかそういう話の前に俺が消し飛んでしまうのではないだろうか。 素手では抵抗できない。しかし、だからといってただでは死んでやることもできない。今の俺には目的がある。 4 男が森の中で宵闇の妖怪と死闘を繰り広げるころ。魔理沙はベッドの上でひざを抱えて、鬱々とふさぎ込んでいた。 普段の傍若無人、疾風怒濤の様子と違い、明日にでも世界が消滅しそうな雰囲気さえ醸し出している。 もちろん理由は昨夕の一件にある。あの男が放ったたった一言の言葉は魔理沙を失意と絶望のどん底に叩き落すには十分すぎるほどの破壊力を持っていたのだ。 男が空気に耐え切れず家を去った後からずっとこの調子である。 彼女には、何故自分がここまで苦しんでいるのか解らなかった。解らなかった、が、この吐き気がしそうなほどのストレスは確かに彼女が今まで味わったことのない極上品だったのは間違いないだろう。 「よう。まるで沈没船みたいじゃないか」 漂っていた極薄の妖気が集まってどこからとも無く伊吹萃香が姿を現す。 散らかっているのもお構い無しに部屋の真ん中に胡坐をかいて座ると、さも当然といわんばかりに一杯やりだした。 「……なんだよ、アル中の出歯亀」 心なしか、彼女の軽口にもトゲがあるような気がする。 「なに、出歯亀だからね。最新の知らせを持ってきてやったのさ。……良い知らせと悪い知らせ、どっちを先に聞きたい?」 「……どっちでもいい」 魔理沙の目に光は無く、その声に覇気は無い。 声には微かだが、しかし、はっきりと解る苛立ちが含まれていた。 「おいおい、つれないねぇ。じゃあ良いほうから聞かせてやるよ。……あの男は外に帰らないってさ」 いままでうずくまった形の銅像の様だった魔理沙が、一瞬、凝視しないとわからないほどの反応を見せた。 「そんな奴、知らないな。……もう、私には関係の無いことだ」 魔理沙の言葉は無視して萃香が続ける。 「次に悪い方だ。あいつは今全速力でここに向かってるよ。でも、途中で妖怪につかまってたね」 もう一度。今度はそれとわかるほどの、明らかな反応。 「……どういうことだよ」 「あいつは自分の気持ちに気付いたんだ。いや、むしろ始めから変わっちゃいなかったんだ。ただ、少しその気持ちが強すぎただけ。……さあ、今度はあんたの番だよ、魔理沙」 それを聞いて、不意に涙がこぼれた。 先ほどまでの悲しみを満たす涙ではなく、喜びから芽生える涙。 アイツは自分のために率先して悪役の衣をまとっていたのだ。 自分がいなくなっても大丈夫なように、あえて自分から離れるように仕向けたのだ。 「で、どうするんだい?」 呑むだけ呑んで満足したのか、床に散らかった蒐集品を無造作に手で除けると、横になりながら訊いた。 「……決まってるだろう?」 魔理沙は勢いよく立ち上がって二・三度袖で涙を拭くと、外へ駆け出してゆく。――もちろん右手には彼女の愛機(箒)を持って。 箒にまたがりあふれんばかりに魔力を注ぐ。逆立つ穂の一本一本に魔力が充填されていく。 外へ外へと向かいたがる魔力を十二分に凝縮するとともに限界まで加圧し、一気に吐き出すその推進力から生み出されるスピードはまさに、幻想郷最速。 「彗星『ブレイジングスター』!!」 そして高らかにカード宣言。 一条の光の矢となった彼女の瞳に憂いは無く、その言葉に影は無い。 問1:次の式を解け (1)人間-スペルカード =餌 5 さあ絶体絶命である。 死の間際かもしれない状況でこんな冗談を考えられるくらいだから俺も結構危機感が無いのかもしれない。 やれることは全てやった(と思う)。 この容姿端麗な妖の類は、その少女の姿からは想像もつかないような腕力で俺を組み伏せると、恍惚の表情を浮かべ――恍惚の表情を浮かべ――ること十分弱。 こいつは一体何をしているのか。 「あの……つかぬ事をお尋ねしますが……一体何をしているのでしょうか?」 解らないことがあったら人に訊く!! ただしひたすら腰は低く。これ、世界の真理也。オトナとはへりくだる事と見つけたり。 「えー? 久しぶりの人肉だから、どうやって食べようか考えてたの~」 ……どうも見事にピラミッド大の墓穴をスコップ一丁で掘った気がする。絶対コイツ人の命を転がしてたいそう楽しんでやがる。 「煮て良し、焼いて良しな俺だけどたたきは止めて。ワサビがしみる」 「でも決めた。やっぱり丸かじりに決・定!!」 彼女の目は一段と輝きが増し、押さえつけられて紅い爪が食い込んだ腕の皮膚がぷっつりと裂けたのが感覚できた。 「それじゃあ、いただきまー……」 突然、突風のような魔力の奔流が洪水となって俺を飲み込んだ。 そして食前の挨拶は言い終わることなく、俺の上に乗っかっていたものは瞬間的に消失した。目を見開いていたにも関わらず一体何が起こったのか把握できない。ただ一つ言えるのは――とんでもなく速い何かが目の前を通り抜けていったということだけ。 「よう。何寝てるんだ?」 あまりの眩しさに視力が落ちている。俺の枕元に誰がしゃがんでいるのか解らない。 姿ではわからないけど、この声と口調、どうして忘れることができるだろう。 「おい、何で泣いてるんだ!? さっきのでどこか痛めたか?」 声を聞いた途端、突然涙が溢れてきて止まらなくなった。 涙腺の緩むままに、恥も外聞も棄てて、嗚咽を漏らして、泣いた。 「……もう、会えねぇかと思った。もう一度会えないまま、死にたくなかった……」 上半身を起こし、ゆっくりと目を開けて体後と彼女の方を向く。だんだんと視力が戻ってきているらしい。涙のせいか光のせいか、まだ薄らぼんやりしている視界に彼女を捕らえ 「なあ、こんな俺だけど、ずっと一緒にいてくれるかな?」 「……私でよければいつまでも一緒にいてやるぜ?」 俺の些細な勘違いで反故になってしまった約束をもう一度、交わした。 そしてどちらからともなく目を瞑ると、そのままゆっくりと唇と唇が触れた。 了 おまけ 「……そこよ!! いけ、押し倒せ!!」 …………ありえない声に目を開け、仰天してそっちの方向を振り返る。 後方数メートルの至近距離に、ぱっくりとスキマが開いておりましたとさ。 「……なにやってんですか」 「あら? 私を起こしておいて『やっぱりなかったことに』なんて言うんだからこれ位は役得じゃない?」 黙れ年増。お陰でムードもへったくれもあったもんじゃない。 「大体……アンタだけならともかく、これじゃあ幻想郷勢ぞろいじゃないですか」 スキマ妖怪の隣には白玉楼の亡霊嬢が扇で顔を隠しながらも目はしっかり笑ってるし。 人形遣いと庭師と図書館の主と月の兎と美鈴さんは、顔を真赤にしながらも食い入るようにこっちを見つめているし。 巫女とレミリアお嬢様と咲夜さんはあきれた様子で緑茶を啜っている。貴方達は幻想郷の最後の常識なのですね。 ……でも最初に『押倒せ』って言ったのは咲夜さんだろ。 こちらからはこれ以上伺えないが、きっとほとんど集められているに違いない。 「まったく……プライバシーの欠片も無いのかよ、なあ、魔理沙」 魔理沙のほうを見返す。……と。下唇をかんで小刻みに震えている。 構えられたミニ八卦炉がオーバーフローを示すかのようにウォンウォン唸っている。 魔理沙も顔を真っ赤にして怒りのオーバーフローを示すかのようにフーフー唸っている。 「ちょっとまて!! その角度だと俺にも当た……」 「他人の恋路を邪魔する奴は……魔砲に撃たれて地獄へ堕ちろぉぉぉぉ!!!」 恋心『ダブルスパーク』 ギャー おしまい 後書きにかえて キャラがいっぱい出ているのは仕様です。 めっちゃ時間がかかった。 半分くらいはテンションに任せて一気に書きなぐったけど……疲れたorz このスレと住人に幸あれ。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 2スレ目 23 俺のベッドの上で、普通の魔法使い――霧雨魔理沙が陣取っているのは そう珍しい事じゃない。 つーか、いつもの事だ。 「なぁなぁ、この枕もらってっていいか?」 目の前の少女は年相応の笑顔で、枕を抱きかかえていた。 初めて彼女と出会い、色々あって今は恋人同士…らしい。 らしいというのも、いまいち俺に実感が無い為だが。 「…枕なんて何に使うんだ?お前のって確かあっただろう?」 「あぁ、でもこれにはお前の匂いがするからな」 「…ほとんど居候同然のくせに、これ以上物をもらっていってどうする?」 彼女の枕もあるし、第一この家は霧雨邸の近くの納屋を俺が改装したものだ。 彼女からちゃんと許可ももらって、既に俺のものになっている。 「…貰っちゃダメか?」 上目遣いに訊ねられたら…俺も流石に断るのは難しいぞ。 …きっと分かってやってるに違いない。悪魔っ娘め。 「いいよ。…まったく、好きにすればいいって」 「あぁ、ありがとう」 あぁ…やっぱりこういう笑顔に俺って弱いんだな。 と改めて実感させられる。 恋か愛か知らないけど、まぁきっと恋だと信じよう。 「眠い」 魔理沙がそういう事を言ったのも、俺が片付けを始めてからだ。 いつも遅くまで起きて、何かしらやっている為だろう。 昼寝とか、彼女には必要なのかもしれない。 「…寝ればいいだろ。ベッドの上に居るんだから」 とりあえず、片付けは一時中断。 「あぁ、軽く寝るから…」 「待て、何故俺に擦り寄る」 いつの間にか、俺は魔理沙の近くに寄らされて、彼女が擦り寄っていた。 まるで猫だな。 と思う反面、こんな姿を誰かに見られたら…それこそ、ヤバイなぁ。 などと、下らない考えをしていた。 「よし、寝ようぜ」 「…今ここで寝るのか?」 幸いにも眠気はあるが、今から寝ると夜に寝られない恐れがある。 「日が出ている内に寝てもバチは当たらないぜ」 「…それは良いんだけどな」 悪魔的猫っ娘、魔理沙は俺から離れる気は毛頭ないらしい。 「ちょっとくらい離れないか?」 「いやだぜ」 こう言いだした魔理沙は聞く気はないだろう。 まぁ、俺もそれなりに嬉しいといえば嬉しいんだけど… 甘い匂いや、柔らかい感触に耐える拷問で、果たしてどれだけ俺の理性を持たせてくれるか という疑問が有ったり無かったりするのですが、如何なものでしょうか? おーばーひーと かくん。 俺の視界は完全に閉じた。安心して眠ったというよりは、気絶して眠ったとか ブレーカーが落ちたとかそう言う感じの方があってるかもしれない。 起きてみると、あたりは夕暮れになっていた。 うん、やばい。 片付けは済まなかったけど、それよりも晩御飯の支度をしていなかったという事が 最大の落ち度である。 今から準備して間に合うかどうか疑問だが、まぁ、何とかなると信じてみよう。 ふと、視線を感じた。 …魔理沙が起きている訳でもないし、鳥とか自然物が見るような視線ではない。 では? と己に問い掛けて、該当しそうな人物が数人いた。 …とりあえず、消去法を図り残った奴を考えて―― 「アリス=マーガトロイド!貴様、見ているなッ!」 と窓に視線と指を向けると、そこには確かに、金髪の少女が居た。 「!」 急に魔理沙が起きだし、八卦炉に光が点る。 まずい。 あれはまずい! 魔理沙は俺の家を破壊してもアリスの口を封じる気だッ! 「恋符――『マスター…』」 「ストップ魔理沙!」 何とか前に立ちはだかり、彼女を逃がすチャンスを与えた。 その隙にちゃんとアリスは逃げてくれたようだが。 「はぁ、何で邪魔したんだ?」 拗ねた子供のように、彼女は呟く。 その様子がおかしくて、思わず軽く笑ってしまう。 「む、何が――」 「…魔理沙って可愛いな」 「――っ」 素直に言ってみると、彼女は顔を紅くして、俯いてしまった。 「ほらほら、許してやれ。友達だろ?」 「…~、お前の頼みだからアレは不問にするけど、それでも 次は許さないつもりだからな」 今この場に居ない少女に向かって、魔理沙は怒る。 あとで、それとなく伝えてやろう。 「さて、晩飯にしよう。何がいい?」 「その前に」 何かあるのか、彼女は俺の前に立った。 俺と彼女の身長差はそれほど無い。 頭一つ分といったところか、それ以上か。 ともかく彼女が前に来ると首を下に向けるしかない。 ――唇と唇が触れた。 「…恋の魔砲を撃とうとしたからな。魔力補給だぜ」 撃っても無いのに、彼女はしゃあしゃあと言う。 やっぱり、彼女に惚れてしまったのには間違いないようだ。 改めてそう思う。 願わくば、この日々が続きますように―― 後書き ===チラシ寿司の裏=== チラシ寿司食いたいです。こーりん堂を読み直して再びそう思いました。 ===チラシ寿司の裏ここまで=== シリアス?なにそれ、おいしいの? と言うくらい、シリアス度があまり無いですけど。 て言うか、デバガメっていうネタも書いたことが無く。 要修行ですね。 リクエストに答えたのか?これは… まぁひとまず、申し訳ありませんが、これで許してください。 土下座してゴメンなさい orz オマケなギリギリネタ 「…それで、とりあえず魔法を開発中なんだ」 「いい予感はしないが、とりあえず聞こう、どんな魔法だ?」 あの後の話だ。 アリスをどうとっちめるか彼女のアイディアをずっと聞いていた。 「その魔法を放つと、何が起きるか分からない」 ……パルプンテ そんな言葉が俺の頭を過ぎった。 「んじゃ、実験台になってくれ」 あぁ、そんなオチだろうと思っていた。 仕方あるまい、こうなった彼女は聞きはしない。まぁ彼女の魔法に興味があるって 言うのも有ったけど。 「…ー…~」 魔力の収束を感じる。 それほど、高い魔力ではないが、人を傷つけるよりも、むしろ 人を治す方が、光としては近いのかもしれない。 「ハァっ!」 魔法陣が開かれて、俺達の身体を飲み込んでいく。 あまりの眩しさに、目を閉じた。 ようやく、目のチカチカが取れると、彼女は下着姿だった。 …よく見ると、俺もだったが。 某魔界村の騎士のように、見事下着一丁だ。 「…魔理沙」 「………」 彼女は帽子を深く被り顔を見られないようにしている。 「魔理沙、服先に着とけ」 俺は彼女に一応親切として言ってやった。 八卦炉をぶつけられたが。 オチリ ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7511.html
登録日:2009/06/03 Wed 15 07 11 更新日:2024/09/20 Fri 14 09 03NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 4面ボス EXボス Lynn うふふ魔理沙 この寒さで寝たら殺すぜ だぜ てめーはおれを怒らせた もう一人の主人公 キノコ キノコ研究家 コソ泥 コレクター ジャイアニズム バレットフィリア達の闇市場 パワー ファイルーズあい マスタースパーク マスパ 一番普通の女の子(神主談) 下地紫野 中川亜紀子 人間 人間代表の魔法使い 今すぐ動く 伊瀬茉莉也 伊藤美来 依田菜津 内田真礼 冷静←比較的 努力家 原田ひとみ 右代宮朱志香 和食派 喜多村英梨 嘘つき 國分優香里 大空直美 大胆小心な人間 奇妙な魔法使い 女ジャイアン 実は水属性 家出娘 寒がり 小清水亜美 小見川千明 強欲 強欲の魔法使い 強盗 弾幕はパワーだよ ←弾幕はブレイン、常識よ 恐怖! 学校の魔法使い 意地悪 捻くれ者 搦め手 撃つと動く 新田早規 新谷良子 日笠陽子 昔は赤髪 普通 普通の魔法使い 普通の魔法使いさん 普通の黒魔法少女 普通の黒魔術少女 普通の黒魔術師 本多真梨子 朱志香+ジャイアン 東方 東方Project 東洋の西洋魔術師 松田利冴 根は真っ直ぐ 根は真面目 森なな子 森の魔法探偵 極めて普通のマジシャン 極寒に震える魔法使い 武田羅梨沙多胡 水属性 汚い朱志香 沢城みゆき 泥棒 派手 清都ありさ 渡辺はるか 湿地の魔法使い 火力 父との不和 甲斐田裕子 男口調 白石晴香 白黒 盗人 矢作紗友里 福原香織 私が動く 箒 自信家 自機 至極普通の魔法使い 茸 蒐集家 藤村歩 裏工作 調査 負けず嫌い 迷惑者 通りすがりの魔法使い 金髪 鈴代紗弓 阿澄佳奈 霊長類最強の魔法使い 霧雨の魔法使い 霧雨魔理沙 頭脳派 飯沼南実 高橋李依 高火力で星好きな魔法使い 高田憂希 鬼畜ヒロイン 魔法 魔法の森の密造酒 魔法を使う程度の能力 魔法使い 魔理沙 黄昏のお気に入り? 動くと撃つ!間違えた。撃つと動くだ。今すぐ動く。 派手でなければ魔法じゃない。弾幕は火力だぜ。 霧雨(きりさめ) 魔理沙(まりさ)とは東方Projectのもう一人の主人公であり、博麗 霊夢の対となる存在でもある。 霊夢とは異なり、一作目から登場してはおらず、 初登場したのは二作目の東方封魔録、しかも敵としてである。 三作目の夢時空以降は、大抵の作品に自機キャラとして登場している。(いくつかの作品には、敵キャラとして登場したことも。) 妖精大戦争では、西方秋霜玉以来のEXステージボスとして登場した。 【概要】 種族 人間 二つ名 普通の魔法使い 魔法と紅夢からなる存在 魔法使いさん 魔法使い Sorceress 紅夢の魔法使い 東洋の西洋魔術師 奇妙な魔法使い 普通の黒魔術少女 普通の黒魔術師 普通の黒魔法少女 霧雨の魔法使い 通りすがりの魔法使い 普通の魔法使いさん 大胆小心な人間 強欲の魔法使い 極めて普通のマジシャン 人間代表の魔法使い 恐怖! 学校の魔法使い(深) 極寒に震える魔法使い 高火力で星好きな魔法使い 至極普通の魔法使い 魔法の森の密造酒 霊長類最強の魔法使い 能力 魔法を使う程度の能力 テーマ曲 恋色マジック Dim. Dream 星の器~Casket of Star 魔女達の舞踏会 恋色マスタースパーク オリエンタルダークフライト メイガスナイト 魔獣スクランブル 普段は人間だけでなく妖怪すらも近寄らない(瘴気が強く、長時間居られないので「近付けない」と言ってもいいかもしれない)「魔法の森」で 何でも屋「霧雨魔法店」を経営する傍ら、日々魔法の研究にいそしんでいる。 何でも屋は報酬全額前払いということはなく、 報酬は成功したら貰うという事で意外と良心的である。 時々、妖怪退治に喜び勇んで出かけている。無論霊夢の依頼をかっさらうのは当たり前。 作中で唯一、道具(箒)を使って飛ぶ。 実は道具なしでも飛べるが、「箒は魔法使いに必須」と勝手に思っている。 【容姿】 金髪で金色の瞳の女の子。 白黒の魔女っ娘ルックでドロワーズというキマりまくっt…いたって普通な可愛らしい格好をしている。 (作品によって容姿は少々異なる。) 本人は天空璋でこの恰好について魔女の正装だと語っており、前述の箒も含めて何事も形から入る彼女の性格をよく表していると言える。 【性格】 非常にサバサバとした性格で「~だぜ」「~だよ」というような男口調で喋るが、一人称は「私」。 息を吐くように嘘をつくが、実際は他のキャラと比べて良識こそ無いものの比較的常識人な部分があり、雑学にも詳しい。 基本ジャイアニズムの塊なので何処へ行っても迷惑がられ、実際に迷惑な行動を起こすことも多い。 このジャイアニズムは所謂「いつ返さなかった!?永久に借りておくだけだぞ!」というタイプだが、これに関しては盗む相手との寿命の違いも絡んでいる。 ただし求聞史記では『一緒にいると面白い』という阿求からのお墨付きを頂いたりもしている。 迷惑だけど“しょうがない奴”くらいで済ませてもらえる不思議な魅力を持っている、ということだろうか。 また、変な奴に好かれやすいとのこと。 実際白蓮からはすぐに気に入られ、三妖精からはツチノコの一件で親しい仲になっている。 輝針城では針妙丸一味のスカウトを受けており、エンディング次第では洗脳されて一味に加わる事に。 紺珠伝ではヘカーティアから興味を抱かれており、珍しく困惑する場面も。 あっちの元ネタは魔術を司る神様なので今後の関係が気になるところである。 更に天空璋では隠岐奈のスカウトを受けているが、部下の扱いを知って断っている。 このように負けず嫌いでひねくれ者だが、意外なことに根は真っ直ぐ。 さらに努力家で勉強家で、努力しなくても強い天才肌の霊夢とは対になっている。 また、黒い服を着ているのに夜は嫌いである。しかし霊夢は「気持ちいい」と思うらしい。ここら辺も対になっている。 【能力】 「派手じゃなければ魔法じゃない」「弾幕はパワー」 等の持論を持っており、その言葉通り、パワーに偏った魔法を得意とする。 特に彼女の代名詞とも言うべきボム、恋符「マスタースパーク」が圧倒的な知名度を誇る。 全ボム中最高の攻撃力と派手さがあり、上述の持論を裏付けている。 上述の通り派手な魔法を好むが、そこに至るまでの道程は…。 魔法の森からキノコを採取→家に持って帰って実験 →使えそうなら自分の魔法に生かし、使えなくてもその反応等を細かくメモし、後の実験に生かす →魔法の森からキノコを(以下ループ) …という、非常に地味な作業の繰り返し。 実は見えないところで相当の努力を積み重ねているのだ。 これが魔理沙が努力家と言われる由縁である。 霊夢は努力を怠っても普通に強いのとは対照的である。 The Grimore of Marisaでは、他の人妖が扱うスペルカードを纏め、自分なりに考察している。努力家。凄い、憧れ。 書籍作品等でも地道な調査や裏工作などの搦め手で状況を打破する展開が多く、どちらかというと力技による解決が多い霊夢とは対照的。 霧「雨」という苗字に反して派手で火力重視な弾幕(火属性の魔法)を好む。 が五行の属性では苗字通り「水」らしく、事実布都にも「おぬしは水属性」と断言されている。 つまり現在の魔理沙は自分とは違う属性に突っ走っている状態である。 それであの火力と強さなのだから恐ろしい。余程努力したのだろう。もしこれで水属性技を使ったらどうなることやら。 余談だが木属性の霊夢と戦闘では相性が悪く通常生活では相性が良いとの事。 求聞史記によれば、本来は魔法使い・魔女というのは幻想郷における「妖怪」とほぼ同じ、いわば人外であるようだ。(パチュリーが先天的な、アリスと白蓮が後天的な魔女であることは明言されている)しかし魔理沙はあくまでも「職業としての」魔法使いであり、魔法の大半はマジックアイテムや研究を応用したものである為、種族上はただの人間である。 しかし、これからも魔法を使い続ければいずれ「本物」になるかもしれないことが示唆されている。 「本物」の魔女になるということは即ち「人間辞退」であり、人間から妖怪と化した存在には一切容赦のない霊夢といずれガチの殺し合いをする可能性は非常に高い。(しかし、魔理沙は“元”人里の人間のため、罪にはならないという考察もなされてはいるが。【幻想郷では、里の人間が妖怪になることがルール違反ならしい。(それを監視することが博麗の巫女の仕事。)】) 【盗癖】 よく人の物を奪っていく事でも有名だが、相手は大抵人外なので自分が死ぬまで借りるだけと言っている。 丹を作るなどのアプローチはしてるので、まぁ、十中八九返すつもりがないだけなのだろうが。 口調も盗んだ疑惑がある。 だが人間の里では普通にお金を払って買い物をしたりするので、いたずらに一般人?には盗みを働いたりはしないのかもしれない。 もしくは、稗田家に盗みに入ろうと考えていたら実家と付き合いがあると知って悔しがりながら断念していたので、 里でやると実家と関わる事態になる可能性があるのを厭ってるのかもしれない。 他人の魔法やスペカもパクったり参考にしたりする。 「パクりじゃない!死ぬまで借りてくだけだ!」by魔理沙 マスタースパーク →旧作の幽香や幻月が似たような技を使用。 (公式で明言されてないが二次ではパクり扱いされる事が多い。似た技を使うのは他にもいるが、何故か咎められていない。 また、作者のZUNはこの技自体が式神の城のとあるキャラクターのボムのパクリと公言している)(幽香の技はファンの一部で、元祖マスタースパークと呼ばれることがある。しかし、旧作を知らない人、幽香その人【妖怪だが】を知らない人もいるため、知っている人の間ではあるが。) ノンディレクショナルレーザー →パチュリーの通常弾幕 コールドインフェルノ →永夜抄でのレミリア自機ショット 本人曰く「死ぬまで借りるだけ」らしいが…。(*1) 【その他】 霊夢とは友人であり、各作品のエンディング等では博麗神社へ遊びに来る事も多い。 神社で宴会をする際には幹事役を担ったりもするらしい。 他には紅魔館や香霖堂へ遊びに行く姿も見受けられる。 また永遠亭や地底の旧都へ遊びに行く事もあり、異変が終わる度に行動範囲を広げている節がある。 自機としてほぼ皆勤なのは、霊夢のキャラが主人公としては癖があり過ぎるため、他にプレイヤー目線に近くてわかりやすいキャラが必要という事情があるらしい。 そのためか関連作品でも常識人枠やツッコミ枠を割り振られる事が多い。 一方『憑依華』では「主人公として霊夢に勝てない自分」にコンプレックスを抱いているらしき描写もある。 蒐集癖があり、物が捨てられない性格な為室内は散乱状態らしい。 同じ蒐集家であるアリスとは犬猿の仲で、初対面の怪綺談では敵対していた (もっとも今ではそれほど険悪な関係でもなさそうだが)。 三月精で槌の子=ツチノコを捕まえてペットとして飼っていたりもする (理由は『こんなに可愛いのに退治なんてとんでもない!』から)。 実家は人間の里の大手道具屋「霧雨店」で、その一人娘(いわゆるお嬢様。跡継ぎ。)であるが、魔法の道具を扱っていないことに何かあったとかで、 魔理沙はどうやら実家から勘当された身らしく、魔理沙のほうも実家には関わるのを避けていて絶縁状態にある。 魔法使いになるならないで揉めたとかだろうか。 原作での情報が非常に少ないため、これ以外は考察の範疇でしか…。 森近 霖之助は魔理沙が生まれるよりも昔に霧雨店で修行していたことがあり、 魔理沙が物心ついた時には既に独立して香霖堂を開いていたが、 幼い頃から何度も実家に訪ねに来ていた為知り合いである。 ちなみに魔理沙は香霖堂で物を盗んだ描写が無いとよく言われるが、普通に店の商品を勝手に持って行ったりしている。 霖之助が「ツケ払い」という体裁をとっているので、名義上は泥棒ではないというだけの話である。 東方香霖堂では、桜の花びらを帽子に乗せて可愛く飾ったり、料理をしたり、家庭的で女の子らしい一面も見せている。 あと、妖々夢の古いバージョンの絵は一度は見ておくべき。 魔理沙可愛い。 旧作の魔理沙(魔梨沙)は「きゃはは」「うふふ」等と笑ったり口調が女口調だったりする。 夢時空の2Pカラーから黒歴史ならぬ白歴史と呼ばれる。 魅魔の元で修行していたかのような節もある。 意外なことに料理は結構得意でレパートリーが豊富。スタミナ料理なら任せろ。 博麗神社では平時でもたまに食事当番にされている。(咲夜には及ばないが、それなりに上手い(自分でもある程度自信をもってはいるようだ)。書籍版にて、霊夢に料理を振る舞っており、食材について霊夢がツッコんでいたが、その後はとくに何も言わず食べていた。…魔理沙の料理食べられるなんて、ずるい。) 洋風な見た目に反し和食派。紅魔郷までに食ったパンの枚数は13枚。 【二次設定】 ギャグ、日常ではトラブルメーカーでありツッコミ役でもあると言う結構おいしいポジション。 やたら乙女らしさを強調されたりもする。 東方キャラにありがちな事だが書き手によって性格が異なる。 特に魔理沙は主役のため書かれることも多く、受けだったり攻めだったりと性格面も多種多様な姿が見られる。 パチュリーが魔理沙大好きなキャラ…それも変態レベルになっている際、原作とは逆にパチュリーに振り回される苦労人として描かれることもある(これはアリスも同様)。 もちろんキノコ派。 幻想郷一のキノコマニアといわれることも。 子供が読んだらいけない薄い本では大体怪しいきのこで生やされる。 ゆっくり関連ではツッコミになっていることが多い。 但し彼女がボケだったり霊夢共々ボケだったりすることもある。 また、ゆっくり実況では何故かホラーが苦手という要素が追加される事がある。 その口調や多くの二次創作から新規、にわかファンから誤解される事も多い。 だからこそファンにはしっかりと『一番普通の女の子(神主談)』な彼女を見てあげてほしい。 あー?追記、修正に頭脳?馬鹿じゃないのか?追記、修正はパワーだよ そういう事言うから馬鹿扱いされるのよ。追記、修正はブレイン。常識よ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなっていましたのでリセット。 愚痴っぽいコメントはやめましょう -- 名無しさん (2016-02-25 06 40 35) 不老不死へのアプローチの結果本格的に種族:魔法使いになろうとしたら粛清されるんじゃないか?人間がそれ以外の存在にクラスチェンジするのって人妖のバランスが崩れるから郷じゃ御法度のはずだろ? -- 名無しさん (2016-08-12 19 09 21) それ関係の考察はよくされてるけどメタ的に主人公が妖怪になる転換はほぼあり得ないので問題ないですね -- 名無しさん (2016-08-12 22 34 16) ↑夢もへったくれもない事、いうなぁ^^;。 -- 名無しさん (2016-08-13 00 09 47) ↑2 シリーズ完結篇、霊夢が処刑人として派遣されて主役対決になるかも。バットマンvsスーパーマン的な。 -- 名無しさん (2016-08-13 01 47 53) 大物に好かれやすいのでクラスチェンジするならどっかの組織に所属するかもしれん。それこそ霊夢が手出しできんレベルの大物なら。 -- 名無しさん (2017-09-23 00 05 09) 重要なのは、魔理沙は可愛いということ -- 名無しさん (2019-10-21 10 06 02) 意外とマメな性格なので、盗んだ物リストをきっちり作ってたりして。 -- 名無しさん (2020-07-13 01 40 33) ↑3 なるほどヘカーティアの弟子になるのか… -- 名無しさん (2020-10-09 14 48 54) マターラも今の二童子捨てて新しいスタッフ候補として狙ってるしな -- 名無しさん (2020-10-09 15 07 13) 声優タグ要る? -- 名無しさん (2021-09-02 13 33 21) 少し追記しました。 -- 名無しさん (2022-07-28 21 59 15) 最終的に「私は人間を辞めるぜ霊夢ー!」ってバケモノ(魔法使い)になるのかな? どうせなら人外になって幻想郷崩壊させて「よう霊夢!私だ、お前の大親友魔理沙だぜ!」って某ACTゲームのOPの様な展開になって欲しいw -- 名無しさん (2022-07-28 22 14 22) ↑3 うん(迫真) -- 名無しさん (2024-08-27 20 38 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cherrystar/pages/12.html
No. ~曲目~ 担当者 詳細 0 時報 全員 ナレーション:社会の地図帳 1 STAR RISE 彼方きめちむぴぽっち→海苔兄ポポロかのかの→紫はうくん団長→チーズしぇぱジョナ→nayuにれるしぇ→わーたんレグルス桃姉れっつん 小節で歌う人を分ける、「あんこいり~」は全員 2 寝・逃・げでリセット! 黒風団長 ・社会の地図帳 nayuのリコーダー 3A ハナマル☆センセイション husky・紫・にれ 3B Caramelldansen わーたん ・nayu・憲。 4 カービィのグルメレース ポポロKM・pipop@ 5 nowhere momoko・ジョナ 6 チーターマンのテーマ 紫,(、るーしぇ) (いおりん) 7 Ievan Polkka husky,(、黒風団長、しぇぱーど、にれ) ハモリ:黒風団長 (歌えねーとシャウト:海苔兄) 8 バラライカ(やらないか) husky・憲。・きめちむ・pipop@ セリフ「やらないか」:husky・きめちむ 9 男女 彼方,(ふぅふぅ♪:社会の地図帳) まっがーれ,イグニッション:nayu 10 呪いの館BGM きめちむ・ポポロKM・黒風団長 11 i m lovin it きめちむ,(、しぇぱーど) オケ切り、トランペット:pipop@ 12 The Lost Wolf Suite 黒風団長(、nayu、husky) 13 クリアまでは眠らない! 社会の地図帳・nayu 14 未来への咆哮 男性陣全員+社会の地図帳 15 エアーマンが倒せない 紫・わーたん・憲。・黒風団長・しぇぱーど・nayu・にれ 16 メルト かのかの☆・憲。 17 だんご大家族 pipop@・レグルス(小さな手のひら) (小さなてのひら:ギター:pipop@、ピアノ:husky) 18 風の憧憬 nayu, 19 雪、無音、窓辺にて。 社会の地図帳・にれ スネーク:nayu 20 you しぇぱーど,・彼方 前奏:紫のリコーダー ポポロのギター,曲中 ピアノ:husky、前半ソロ:しぇぱーど 21 魔理沙は大変なものを盗んでいきました 社会の地図帳・きめちむ・husky・にれ・憲。 22 U.N.オーエンは彼女なのか?(最終鬼畜一部声) レグルス(、ジョナ) sweet time 裏歌詞版 23 お嫁にしなさいっ! 女性陣全員+pipop@ 24 思い出は億千万 nayu・しぇぱーど・ポポロKM 「おっくせんまん!」のみ全員、はぁん:女性陣全員 25A ハレ晴レユカイ 紫・しぇぱーど・nayu・憲。 25B もってけ!セーラー服 pipop@・社会の地図帳・黒風団長・momoko 変更、(前:Nar Ni Tar Saken) 26A God knows… にれ,(、かのかの) 26B JOINT レグルス・husky・pipop@ 27A 解読不能 ポポロKM,(、れっどむーん) 27B The happy escapism song 紫(、いおりん) 28 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル 社会の地図帳, 29 患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院~ 黒風団長・紫 30 Help me ERINNNNNN!! nayu・にれ えーりん!えーりん!:全員 31 Little Busters! pipop@・レグルス,・憲。 前半ソロ:レグルス 32 1000%SPARKING! 黒風団長, 裏・台詞:黒風団長 33 あいつこそがテニスの王子様 紫 ・nayu 34 エージェント夜を往く 黒風団長・憲。 35 ネイティブフェイス ポポロKM(、れっどむーん) 36 true my heart 社会の地図帳・husky・pipop@(、かのかの) 37 ケロ⑨Destiny (ジョナ、れっどむーん) (裏)蛙石ver:憲。 38 YATTA! きめちむ(、るーしぇ) (裏)ポポロ・憲。「YATTA!」サブ 39 みくみくにしてあげる♪ pipop@,にれ サビ前ソロ:pipop@ 40 レッツゴー!陰陽師 全員 「に☆こ☆に☆こ」全員 41 G線上のアリア 全員(一言) ナレーション:社会の地図帳 |
https://w.atwiki.jp/kasiatume/pages/20.html
Vocal 藤咲かりん(miko) わらにんぎょうに わらにんぎょうに わらにんぎょうに ごっすん ごっすん ごすんくぎ~ イーアルサン イーアルサン ワンツースリー ワンツースリー いち にぃ さん イーアルサン イーアルサン ワンツースリー ワンツースリー いち にぃ さん イーアルサン イーアルサン ワンツースリー ワンツースリー いち にぃ さん アイン ツヴァイ グーテンモルゲン イーアル イーアル いちいちいちいち ひふみ ひふみ ひふみ ひふみ ひひふ~ ひふみ ひふみ ひふみ ひふみ ひふふ ひふみ ひふみ ひふみ ひふみ ひひふ~ ひひひひひひひひひひひひ ひふみよひふみよ DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO 感じないわ DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO DAWN TO 痛くないわ CHECK IT GEE CHECK IT GEE CHECK IT GEE CHECK IT GEE CHECK IT GEE CHECK IT GEE CHECK IT GEE CHECK IT GEE UGG UGG UGG UGG UGG UGG UGG UGG UGG UGG 上海 上海 上海 上海 蓬莱 蓬莱 蓬莱 蓬莱 フランス オランダ チベット キョウト ロンドン ロシア オルレアン 嫌いキライ loving 誰がダレガ can t be alive without you どうしてなぜかしら why why why don t I miss you a lot, forever? 知らないわ そんな魔法 想いは伝えたらこわれちゃう あなたとは違うから ひとの心まで簡単に盗まないで 近いミライ turning 遠いオモイ can t be alive without you どうしてなぜかしら why why why don t I miss you more, forever? 知ってるわ そんな秘密 いつでも胸の中叫んでる あなたとは違うから ひとの心まで簡単に盗まないで
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/952.html
Break Card [[E.G.O.]] 2F/2C [[ワーカー]]/[[ウォリアー]] 4/3/3 ≪[[ネームレベル]]でない[[ブレイクカード]]のコスト≫は、[[オーナー]]の手札に戻る。 1:[[メインフェイズ]]終了時まで、目標の≪キャラクター1人≫に[[イニシアチブ]]を与える。 No.1016 Rarity UC Illustrator 間垣亮太 Expansion 月光の秘儀 カード考察 2段目にならないと本格的な運用は難しい。 突撃指揮官“キュリーニ・ホワイト”デッキのお供になら、1段目でも十分活躍できる。 イニシアチブを付与したいだけならば、数学教師の方がコストパフォーマンスに優れる。 ○関連カード 先任士官“アリサ・ウィンフィールド”
https://w.atwiki.jp/aaawiki/pages/495.html
《新米士官“アリサ・ウィンフィールド”》 カードの種類:キャラクター 属性:E.G.O./コスト:2/攻撃力:2/移動速度:1 スキル:「コマンダー」 【強化】範囲内の味方キャラクターのスピードが一定時間上昇する。 0045_a_s.gif しんまいしかん“ありさ・うぃんふぃーるど” 範囲内の味方キャラのスピードを+1する強化スキル。 発動1.5カウントほど、持続は10カウント、再使用禁止が8カウント。 一応重ねがけ可能でスピード+2されるがすぐ一回目の強化が切れる。 範囲タイプの強化スキルは効果が切れるたびに井戸端会議を開く必要があるが、 スキル「コマンダー」はなんとミナと同じ目標地点の指定タイプ。 つまり、遠距離からでも見方のスピードを即+1できる。 これであれば自身のスピード1も全く気にならない。 どこぞの数学教師とは大違いである。 おそらくこのキャラと組むことで竜吉公主や真由美が活きてくると思われる。 些細ではあるが、デッキの可能性を広げる力は秘めている。 キャラアバター: セリフ 登録 アリサ・ウィンフィールド、着任いたしました ブレイク 状況、開始します 待機中1 命令をください 待機中2 いつでも出られます 待機中3 ダッシュ1 ダッシュ2 攻撃1 はっ 攻撃2 せい 攻撃3 そこっ 背後攻撃1 遅い 背後攻撃2 注意が足りませんね アタックセンス 準備できました トラップセンス 今です シューティングセンス 撃てー 被攻撃 被大攻撃 瀕死1 瀕死2 瀕死3 状態異常1 状態異常2 状態異常3 強化&回復1 強化&回復2 強化&回復3 スキル使用 みんな、集まってー! 撃破1 愚か者に与えられる敬称はひとつ 撃破2 撤退 こんな、ところで…… 復活 いけます MB接敵 敵が近づいています 勝利1 ミッションコンプリート 勝利2 これで終わりです 相手デッキ閲覧 挑発 最低限の戦闘訓練は受けていてよ
https://w.atwiki.jp/toho_karaoke/pages/122.html
当ページ編集 配信曲共通編集 現在、JOYSOUNDにてカラオケ配信中の東方アレンジ楽曲です。 楽曲の並びはサークル五十音順で、同一サークル内では、歌手名→アルバム名→曲名の順です。 万が一、記載ミス等ございましたら、該当項目を直接編集いただくか、質問・相談掲示板までご連絡頂けると幸いです。 配信機種について 配信機種…M:JOYSOUND MAX、f1:JOYSOUND f1、C:CROSSO、W:HyperJoyWAVE、響:JOYSOUND 響、fR:JOYSOUND fR、J:JEWEL、V2:HyperJoyV2、Ce:CelebJoyHearts 当wiki内関連ページ 最新配信曲・配信予定曲 配信曲サークル目次あ か さ た な は ま や ら わ JOYSOUND内関連ページ カラオケ最新配信曲 参考動画 配信日決定曲紹介→カラオケの東方アレンジ楽曲まとめ 配信決定曲紹介 →配信決定曲紹介動画まとめ 配信曲サークル目次 ああああああ シロクロ 白鷺ゆっきー@黒雪ごはん ARMのArmageddon Records アールグレイ あ~るの~と IRON ATTACK! 暁Records 味玉定食 AdamKadmon 暴LADY あぷえぬすたーと! Amateras Records あらいぐまファクトリー UNDEAD CORPORATION efs EastNewSound イオシス Innocent Key illuCanon Imprison Equity EdelSounds A-One L-ZONE(翠工房) Elemental Records OTAKU-ELITE Recordings か快楽音楽堂 かぜはふり。 Color Color+ カラスヤサボウ 9bFOX COOL CREATE Kraster Croak Not Rue CLOCKWORKS TRACER 群青リボン 群馬東方会 GET IN THE RING 5150 こなぐすり 子猫奪回屋 ごりら公園 さSound Online SOUND HOLIC Saga Novel Satellite Himawari the blankets サリー Sun Flower Field C-CLAYS J B Sister's Spread-i じゃねっと亭 少女理論観測所 Silver Forest Syrufit JF UNION SWING HOLIC 清風明月 石鹸屋 ゼッケン屋 Sonic Hybrid Orchestra た魂音泉 鶫 都築きせの TUMENECO 凋叶棕 T.Piacere Digitalic Party 天然ジェミニ なNEKONAMi ねこみりん ははちみつれもん 発熱巫女~ず はにーぽけっと 榛ノ木書室 Foreground Eclipse ふぉれすとぴれお 豚乙女 PROJECT tM@S VAGUEDGE Vaguedge dies for dies irae へたのよこずき ま舞風(MAIKAZE) マスカルポーネ 豆屋 MISTYRAIN モジャン棒 monochrome-coat モノクロ殺人現場写真 monoROSETTA やユウノウミ 幽閉サテライト 夕焼けコンテナ。 らЯiselied らっぷびと Re A Re nG Liz Triangle Riverside Re Volte LiLA'c Records RegaSound Register6 メドレー曲 ※東方アレンジ曲のメドレーです。 歌手名 曲名 収録曲名 動画リンク 曲番号 配信日 イオシス イオシス東方アレンジメドレー壱 チルノのパーフェクトさんすう教室〈Full.ver〉 公・カラ・他 100668 10/07/24 Club Ibuki in Break All アリス→デレ お嫁にしなさいっ! あたしまりさ 行列のできるえーりん診療所 ねこ巫女れいむ タイヨウノハナ Phantasmagoria mystical expectation star river 魔理沙は大変なものを盗んでいきました ひれ伏せ愚民どもっ! 患部で止まってすぐ溶ける ~狂気の優曇華院 キャプテン・ムラサのケツアンカー(ソフト) 上に戻る
https://w.atwiki.jp/frontmission3/pages/1063.html
STAGE00 アリサ編 STAGE01 STAGE02 STAGE03 STAGE04 STAGE05 STAGE06 STAGE07 STAGE08 STAGE09 STAGE10A STAGE11 STAGE12 STAGE13 STAGE14 STAGE15 STAGE10B STAGE16 STAGE17 STAGE18 STAGE19 STAGE20 STAGE21 STAGE22 STAGE23 STAGE24 STAGE25 STAGE26 STAGE27 STAGE28 STAGE29 STAGE30 STAGE31 STAGE32 STAGE33 STAGE34 STAGE35 STAGE36 STAGE37 STAGE38 STAGE39 STAGE40 STAGE41 STAGE42A STAGE43 STAGE44 STAGE45 STAGE42B STAGE46 STAGE47 STAGE48 STAGE49 STAGE50 STAGE51 STAGE52 STAGE53 STAGE54 STAGE55 STAGE56 STAGE57 STAGE58 Ending ストーリーイベントインターミッション STAGE10Bランキング マップ 入手アイテム 味方 敵 ストーリーイベント インターミッション セットアップ ネットワーク フォーラム メール ネットワークショップ デスクトップ シミュレーター セーブ ロード 終了 STAGE10B 上へ STAGE10B 対空ミサイル基地 勝利条件 敵パイロットの全滅もしくは投降 敗北条件 プレイヤーパイロットの全滅 出撃パイロット選択 和輝 / 亮五 / アリサ / リュウ / 美穂 ランキング 基準値 敵排除数 6 総戦闘回数 25 平均ダメージ 70 平均武器レベル 4 ターン数 5 NPC残数 - マップ 地形 進入不可 段差 スロープ ▼ 障害物 平地 不整地 緑地 X 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 Y 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 気絶不可 - 混乱不可 - 戦意喪失、投降不可 - 強制排出不可 - 序盤、敵ユニット(敵6)は移動後、味方ユニットが接近するまで行動しない 上へ 入手アイテム なし 上へ 味方 No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 L.Grip 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル L.Arm 命中 命中 L.Shld 武器熟練度 回避(回避率) R.Arm 命中 R.Grip 格闘武器 ショットガン グレネード Leg バーニア ダッシュ 回避 R.Shld マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 1 × 2 × 3 × 4 × 上へ 敵 No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム PRIZEMONEY APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 Body 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル 命中 命中 武器熟練度 回避(回避率) 命中 格闘武器 ショットガン グレネード バーニア ダッシュ 回避 マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 1 フィリピン軍車両兵 0 アーバレン20 300 / 300 -- 0% 17mmMG 貫通 マシンガン 5 A★ 15×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★ ×0 60 18 / 18 不能 -- A★ ------ 2 フィリピン軍車両兵 0 アーバレン20 300 / 300 -- 0% 17mmMG 貫通 マシンガン 5 A★ 15×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★ ×0 60 18 / 18 不能 -- A★ ------ 3 フィリピン軍車両兵 0 アーバレン20 300 / 300 -- 0% 17mmMG 貫通 マシンガン 5 A★ 15×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★ ×0 60 18 / 18 不能 -- A★ ------ No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム PRIZEMONEY APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 L.Grip 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル L.Arm 命中 命中 L.Shld 武器熟練度 回避(回避率) R.Arm 命中 R.Grip 格闘武器 ショットガン グレネード Leg バーニア ダッシュ 回避 R.Shld マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 4 フィリピン軍ヴァンツァー兵 6 キャセルM2 464 / 464 129% 0% クレイジーハマー 衝撃 格闘武器 1 A★ 56×1 ∞ 1 120% 0% 0% 20 / 20 ★★ ×0 150 18 / 18 キャセルM2 292 / 292 ×5%UP ------ 不能 キャセルM2 292 / 292 ×5%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 A★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% A★ -- キャセルM2 384 / 384 2段 0倍 ------ ------ 5 フィリピン軍ヴァンツァー兵 2 ジーニ 292 / 292 128% 0% ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 A★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% 20 / 20 ★★ ×0 150 18 / 18 ジーニ 184 / 184 ×12%UP クェイル 炎熱 ミサイル 10 A★ 73×1 6 / 6 3~9 80% 0% 0% 不能 ジーニ 184 / 184 ×12%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 A★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% A★ -- ジーニ 240 / 240 2段 0倍 ------ ------ A★ 6 フィリピン軍ヴァンツァー兵 2 ジーニ 292 / 292 128% 0% ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 A★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% 20 / 20 ★★ ×0 150 18 / 18 ジーニ 184 / 184 ×12%UP クェイル 炎熱 ミサイル 10 A★ 73×1 6 / 6 3~9 80% 0% 0% 不能 ジーニ 184 / 184 ×12%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 A★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% A★ -- ジーニ 240 / 240 2段 0倍 ------ ------ A★ 7 フィリピン軍ヴァンツァー兵 3 110式 陣陽 340 / 340 125% 0% コッドSN990 貫通 マシンガン 5 A★ 11×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★ ×0 150 18 / 18 110式 陣陽 212 / 212 ×10%UP ------ 不能 110式 陣陽 212 / 212 ×10%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 A★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% A★ -- 110式 陣陽 280 / 280 2段 0倍 ------ A★ ------ 8 フィリピン軍ヴァンツァー兵 3 110式 陣陽 340 / 340 125% 0% コッドSN990 貫通 マシンガン 5 A★ 11×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★ ×0 150 18 / 18 110式 陣陽 212 / 212 ×10%UP ------ 不能 110式 陣陽 212 / 212 ×10%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 A★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% A★ -- 110式 陣陽 280 / 280 2段 0倍 ------ A★ ------ 上へ
https://w.atwiki.jp/frontmission3/pages/1316.html
STAGE00 アリサ編 STAGE01 STAGE02 STAGE03 STAGE04 STAGE05 STAGE06 STAGE07 STAGE08 STAGE09 STAGE10A STAGE11 STAGE12 STAGE13 STAGE14 STAGE15 STAGE10B STAGE16 STAGE17 STAGE18 STAGE19 STAGE20 STAGE21 STAGE22 STAGE23 STAGE24 STAGE25 STAGE26 STAGE27 STAGE28 STAGE29 STAGE30 STAGE31 STAGE32 STAGE33 STAGE34 STAGE35 STAGE36 STAGE37 STAGE38 STAGE39 STAGE40 STAGE41 STAGE42A STAGE43 STAGE44 STAGE45 STAGE42B STAGE46 STAGE47 STAGE48 STAGE49 STAGE50 STAGE51 STAGE52 STAGE53 STAGE54 STAGE55 STAGE56 STAGE57 STAGE58 Ending ストーリーイベントインターミッション 福島市街 STAGE49ランキング マップ 入手アイテム 味方 敵 ストーリーイベント インターミッション セットアップ ネットワーク フォーラム メール ネットワークショップ デスクトップ シミュレーター セーブ ロード 終了 福島市街 〔前線司令部〕 会話イベント 会話-滝口 会話-伊佐夫 会話-メイヤー 会話-滝口 移動-外に出る 福島市街-福島酒場 〔福島酒場〕 会話-リュウ 会話-リュウ 会話-リュウ 会話-リュウ 〔前線司令部〕 会話イベント 福島市街-福島酒場 〔福島酒場〕 会話-ほろ酔い女 ネットワーク ネットワーク 入手 備考 メール 共用メール 送信 JPOLICE@0710「横浜聖美の情報」 移動-店を出る 福島市街-司令部 〔前線司令部〕 会話イベント|選択肢準備中 準備完了:STAGE49 上へ STAGE49 千葉県富山町 勝利条件 敵パイロットの全滅、投降もしくは点滅地点への生存プレイヤー集結 敗北条件 プレイヤーパイロットの全滅 出撃パイロット選択 和輝 / 亮五 / アリサ / リュウ / 美穂 / ファム / ラン / メイヤー ランキング 基準値 敵排除数 5 総戦闘回数 25 平均ダメージ 135 平均武器レベル 16 ターン数 9 NPC残数 - マップ 地形 進入不可 段差 ▼ 障害物 平地 不整地 X 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 Y 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 気絶不可 - 混乱不可 - 戦意喪失、投降不可 - 強制排出不可 - 5ターン目に敵ユニット(敵1 / 2 / 3 / 4 / 5)は、行動を開始する5ターン目以前でも、敵ユニット(敵1)に接近すると、行動を開始するので注意 5ターン目以降でも、序盤、敵ユニット(敵3)は、味方ユニットが接近するまで行動しない 上へ 入手アイテム なし 上へ 味方 No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 Hand 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル L.Arm 命中 命中 武器熟練度 回避(回避率) R.Arm 命中 格闘武器 ショットガン グレネード Leg バーニア ダッシュ 回避 マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 1 2 ------ ハンドガン 貫通 ハンドガン 2 9×1 ∞ 1~2 90% 0% 0% 20 / 20 ×0 / ------ 不能 ------ -- ------ ------ 2 2 ------ ハンドガン 貫通 ハンドガン 2 9×1 ∞ 1~2 90% 0% 0% 20 / 20 ×0 / ------ 不能 ------ -- ------ ------ 3 2 ------ ハンドガン 貫通 ハンドガン 2 9×1 ∞ 1~2 90% 0% 0% 20 / 20 ×0 / ------ 不能 ------ -- ------ ------ 4 2 ------ ハンドガン 貫通 ハンドガン 2 9×1 ∞ 1~2 90% 0% 0% 20 / 20 ×0 / ------ 不能 ------ -- ------ ------ 上へ 敵 No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム PRIZEMONEY APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 Body 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル 命中 命中 武器熟練度 回避(回避率) 命中 格闘武器 ショットガン グレネード Wheel バーニア ダッシュ 回避 マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 1 日防軍特殊部隊車両兵 3 09式装甲車 386 / 386 -- 30% ■ ■ ■ 17.5mmMG 貫通 マシンガン 5 E★★ 11×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★★★★★ ×0 100 20 / 20 ■ ■ ■ 不能 耐炎熱 09式装甲車 324 / 324 0段 0倍 E★★ ------ No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム PRIZEMONEY APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 L.Grip 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル L.Arm 命中 命中 L.Shld 武器熟練度 回避(回避率) R.Arm 命中 R.Grip 格闘武器 ショットガン グレネード Leg バーニア ダッシュ 回避 R.Shld マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 2 日防軍特殊部隊ヴァンツァー兵 3 110式 陣陽 584 / 584 111% 15% ■ ■ ■ 日西90MF 貫通 マシンガン 5 E★★ 18×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★★★★★ ×0 熟練2↑ 150 17 / 17 110式 陣陽 364 / 364 ×10%UP ■ ■ ■■ ■ ■ ------ 32% 110式 陣陽 364 / 364 ×10%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 E★★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% E★★ 耐貫通 110式 陣陽 481 / 481 6段 3倍 ■ ■ ■ ------ E★★ BX002 3 日防軍特殊部隊ヴァンツァー兵 3 110式 陣陽 584 / 584 111% 15% ■ ■ ■ 日西90MF 貫通 マシンガン 5 E★★ 18×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★★★★★ ×0 熟練2↑ 150 17 / 17 110式 陣陽 364 / 364 ×10%UP ■ ■ ■■ ■ ■ ------ 32% 110式 陣陽 364 / 364 ×10%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 E★★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% E★★ 耐衝撃 110式 陣陽 481 / 481 6段 3倍 ■ ■ ■ ------ E★★ BX002 4 日防軍特殊部隊ヴァンツァー兵 6 キャセルM2 895 / 895 123% 30% ■ ■ ■ ハイバスター 衝撃 格闘武器 1 E★★ 130×1 ∞ 1 100% 0% 0% 20 / 20 ★★★★★★ ×0 熟練2↑ 150 17 / 17 キャセルM2 502 / 502 ×5%UP ■ ■ ■■ ■ ■ ------ 32% キャセルM2 502 / 502 ×5%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 E★★ 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% E★★ 耐貫通 キャセルM2 660 / 660 6段 3倍 ■ ■ ■ ------ BX002 No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム PRIZEMONEY APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 Body 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル 命中 命中 Body 武器熟練度 回避(回避率) 命中 Body 格闘武器 ショットガン グレネード バーニア ダッシュ 回避 マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 5 日防軍特殊部隊ヘリパイロット 4 ハーンイーガー 474 / 474 -- 45% ■ ■ ■ 20mmMG 貫通 マシンガン 5 E★★ 13×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% 20 / 20 ★★★★★★ ×0 60 20 / 20 ■ ■ ■ スターリング 炎熱 ミサイル 10 E★★ 73×1 3 / 3 3~9 80% 0% 0% 不能 スターリング 炎熱 ミサイル 10 E★★ 73×1 3 / 3 3~9 80% 0% 0% 耐貫通 E★★ ------ E★★ No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム PRIZEMONEY APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 Body 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル 命中 命中 武器熟練度 回避(回避率) 命中 格闘武器 ショットガン グレネード Wheel バーニア ダッシュ 回避 マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 6 3 09式装甲車 386 / 386 -- 0% □ □ □ 17.5mmMG 貫通 マシンガン 5 11×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% ×0 100 0 / 0 □ □ □ 不能 -- 09式装甲車 324 / 324 0段 0倍 ------ No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム PRIZEMONEY APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 L.Grip 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル L.Arm 命中 命中 L.Shld 武器熟練度 回避(回避率) R.Arm 命中 R.Grip 格闘武器 ショットガン グレネード Leg バーニア ダッシュ 回避 R.Shld マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 7 6 キャセルM2 895 / 895 123% 0% □ □ □ ハイバスター 衝撃 格闘武器 1 130×1 ∞ 1 100% 0% 0% ×0 リペアMaxリバースLow 150 0 / 0 キャセルM2 502 / 502 ×5%UP □ □ □□ □ □ ------ 不能 キャセルM2 502 / 502 ×5%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% -- キャセルM2 660 / 660 6段 3倍 □ □ □ ------ BX002 8 3 110式 陣陽 584 / 584 111% 0% □ □ □ 日西90MF 貫通 マシンガン 5 18×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% ×0 リペアMaxリバースLow 150 0 / 0 110式 陣陽 364 / 364 ×10%UP □ □ □□ □ □ ------ 不能 110式 陣陽 364 / 364 ×10%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% -- 110式 陣陽 481 / 481 6段 3倍 □ □ □ ------ BX002 9 3 110式 陣陽 584 / 584 111% 0% □ □ □ 日西90MF 貫通 マシンガン 5 18×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% ×0 リペアMaxリバースLow 150 0 / 0 110式 陣陽 364 / 364 ×10%UP □ □ □□ □ □ ------ 不能 110式 陣陽 364 / 364 ×10%UP ハードブロウ 衝撃 格闘武器 1 25×1 ∞ 1 100% 0% 0% -- 110式 陣陽 481 / 481 6段 3倍 □ □ □ ------ BX002 No. 名前 移動力 バーツ 武器 人物 アイテム PRIZEMONEY APNow / Max Body HP状況Now / Max 格闘力 減少率 AP設定/改造LV 防御 Body 属性 種類 AP 熟練 攻撃 弾数Now / Max 射程 命中率 距離低下率 段差低下率 HPNow / Max エースランク ポイント バトルスキル 命中 命中 Body 武器熟練度 回避(回避率) 命中 Body 格闘武器 ショットガン グレネード バーニア ダッシュ 回避 マシンガン 火炎放射 キャノン 属性防御 B.Pack 追加出力 ライフル ミサイル ビーム 10 4 ハーンイーガー 474 / 474 -- 0% □ □ □ 20mmMG 貫通 マシンガン 5 13×10 ∞ 1~4 80% 10% 5% ×0 60 0 / 0 □ □ □ スターリング 炎熱 ミサイル 10 73×1 3 / 3 3~9 80% 0% 0% 不能 スターリング 炎熱 ミサイル 10 73×1 3 / 3 3~9 80% 0% 0% -- ------ 上へ